FC2ブログ
アニメやコミックの感想を「大好きなキャラへの歪んだ愛」を織り交ぜながら綴ってます。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。    腐率高めv 「薔薇色のつぶやき」2ndブログです~
2020年04月01日 (水) | 編集 |
​玖太郎が開き直ってるのか素直になってるのか、結構いちゃこらしてきます。
人前でもw

これまでの感想は​こちら​。



【内容情報】(出版社より)
玖太郎、ついに「青龍の蛇」と対峙…!
玖太郎の中に封印された「蛇」と、”「青龍の蛇」に会わせる”という約束を
交わした玖太郎。
藍丸の手引きで青龍本部ビルに突入し、玖太郎同様、その身に「蛇」を宿し
いるという東雲碧唯の下へと急ぐが・・・?
【編集担当からのおすすめ情報】
青龍門だけでなく、「蛇」の秘密が新たに紐解かれる11巻!本誌でも話題を
呼んだ"あの人"の秘密とは…?!


なんと・・・玖太郎の中の蛇は弱いということが判明・・・
ありゃ・・・

普通、こういう時は​超強力​なのが憑いていたりするもんじゃなんですか?
なんか、玖太郎が気の毒になって・・・(^^;
いやいや、弱小で良かったのかもですけれども。​

玖太郎の中の蛇が弱い理由は依代である玖太郎を自由に出来ないことと、餌で
ある「願」を食べさせてないからのよう。

青龍の蛇が脆弱な蛇の存在を認め、その傍に「女王」の存在を認めたからには
放っては置かないってことで、今度は玖太郎と文が襲われる側になってしまい
ましたね。

なんだか青龍の面倒ごとに巻き込まれてしまった感じですが、何れは対峙しな
くてはいけない問題だったでしょうから仕方ないのかな。

青龍の碧唯には蛇に取り込まれてまでも叶えたい願いがあったようですが、それ
は何だったんでしょうね。

人格乗っ取られるってのは怖いですよ。

が、玖太郎も自分の力の無さで文を青龍の蛇に奪われるのは嫌だということで
自らの蛇を鍛え、利用するために「願」を食わせることにしたようです。

ひぃいいいいい 危険(><)
でもただ何もせず奪われるだけって選択肢は玖太郎にはなく。

最悪は蛇に食われて身体も人格も乗っ取られることのようですが、玖太郎はそう
ならない方法があると確信してるようです。
何しろ、蛇と戦ってたくさんの蛇を取り込んできた父が最期のギリギリまで文の
「先生」でいられたのだから、自分にも可能性はあると考えているのでしょう。

それに弥太郎も「女王がいればオレのようにはならない」って言ってましたし、
つまり文がいる玖太郎の方が自分を保っていられるはず。

玖太郎は蛇に力を与えた後も主導権は自分のままでいられるつもりで蛇に食われ
ました。
玖太郎の願は「俺がさいごまで俺のままでいること」

うわぁなんかややこしいことになってきましたよ。
ただでさえ、ややこしいのにw

禅問答のよう・・・

食うってのは首をパクッとやるようですが、そこから吸う感じなんですかね。
次巻の予告ではなんか玖太郎が​喘​いでますけど、大丈夫か!?

どう見てもHしてるように見えるのですがw
私としてはその方向へ舵取りしてもらっても一向に構わないですw

文も玖太郎のピンチに駆けつけるようですが、文もなんかエロい感じにされて
ますねw

蛇と三角関係に見えなくもなくw
いや、一方的に蛇に2人が蹂躙されてる感じ???
蛇、弱いけど実は結構いいポジションだったりしそうですねw

何れにせよ、不穏な状況。
スポンサーサイト



2020年03月21日 (土) | 編集 |
​​最後はどういうところで決着するのかと思ったら・・・予想外でしたが
なるほどと。

これまでの感想は​こちら​。



【内容情報】(出版社より)
ついにふたりの愛に決断のときが迫るーー
江戸時代、遊郭吉原ーー
両親を殺し全てを奪った真犯人が誠二郎だとわかり、長きに渡る因縁は茜に
深い傷を残し、終焉を迎える。
惣右助は茜の身請けの準備を始めるが、そんな折、幕府から棄捐令が下る。
それはすなわち茜の身請け金を用立て出来ないということを意味するーー
誠二郎から残された「疫病神」の言葉の呪いにかけられた茜は、近江屋に降り
かかった不幸をも自らのせいだと思うように。
これ以上惣右助に迷惑はかけられないと、惣右助から離れようとする茜。
何とかして茜を諦めてはならぬと足掻く惣右助。
やっと交わるかに思えたふたりの未来は、再び無情な運命に行方を阻まれ・・・!?


これまでヤキモキさせられましたよね!!!
若旦那も振り回されっぱなしでしたが、よく頑張りましたよw

やっと茜の両親を殺した真犯人がわかってやれやれだと思ったのに、誠二郎が
捨て台詞に呪いの言葉を吐いていくものだから茜のメンタルが・・・
なんてことしてくれるんだよと憤慨ものではありますが、吉原を抜けて
新生活が始まればそれもなかったことになるだろうし・・・

ってところでの棄捐令 

なんてこったい(ノД`)  

近江屋も店がヤバいって状況になり、とても茜を身請けするような額を用意する
ことは出来ず・・・

ひぇえええええ~~~~~~
じぁあ茜はこのまま吉原に残って、水揚げ→店出しですかい????

若旦那は絶対にそれを阻止したいだろうけど、お金の工面が出来ないんではどう
しようも無く・・・
それに茜としても、もし若旦那がお金を工面したとしても、この世情で近江屋が
女郎を請け負うなど許されることではなく、迷惑を掛けるだけだと。
三橋や松坂屋にも甘えるわけにはいかないと申し出も断ったよう。

自分が関わると周りが不幸になると呪いの言葉を真に受けてしまってます。
いつものポジティブな茜ならそれほど影響を受けなかったように思うのですが
ショックがあまりにも大きくてまともな思考ができなくなってるようで・・・

いや~~~~もう、振り回してくれるわw私をw

茜が自暴自棄になっているからといって利一もこのまま吉原に茜を置いておくなど
あり得ないでしょうし、絶対足抜けするに決まってるし、そうなればなったでまた
茜は利一まで不幸にしてしまうと呪いのループ

若旦那は金銭面のことがあり、もう易々と吉原に通うことも出来なくなって茜にも
会えなくなるってところで、菊之丞が一肌脱いでくれましたv

茜を芝居に招待することで外に出る切っ掛けを作ってくれて芝居小屋で束の間の時を
若旦那と共にすることができて・・・
ああ・・・でも 切ないわ・・・(ノД`)  
切なすぎて胸が張り裂ける・・・

後は若旦那が茜を身請けして終わりvってところまで漕ぎ着けていたのにまさか
相思相愛の状態で引き裂かれることになるとは・・・    (。>д<)。・゜゜

師走に入りもう水揚げカウントダウンってところで、なんと茜の妊娠発覚 (゜ロ゜)

茜は気づいてなかったのに紫の方が先に気づきましたね。
紫としては早く堕ろさなくて茜に負担が掛かるって心配からだったと思いますが、
茜は若旦那の子どもを諦める気はなく・・・

元々家の再興が適えば武家に戻るつもりだった訳だし、若旦那の子どもが授かれば
それを拠り所に生きていけるとすら思っていたんですからね。
茜が子どもを諦めるはずはないですよね。

誰にも甘えず吉原で生きるつもりだったのに、子どものためとなればもう躊躇う
ことはなく、親戚、新見、三橋にも頼むことにしたようで。
母は強し。

ただ、そうなれば二度と若旦那には会えなくなりますよね・・・

それでも若旦那と子どもを思えば、自分が諦めるしかないと腹を括ったんですね。
ああ・・・これだと2人がくっつくとしても若旦那を愛人にする道しかない(><)

それでは Happy End とはいえないよね???
私としては構わないけど、少女漫画の展開としてはあかんでしょ???

それに大体若旦那が黙ってるわけがないっと思ったら、若旦那やっぱり松阪屋から
お金を借りる算段を付けてたようで。

絶対に茜を諦めないってこちらはこちらで腹を括ってましたね。
世の中敵に回しても茜と一緒になる覚悟

よっしゃ~~~~それでこそ、若旦那だ!!!
っと思ったら、なんと良い感じのキスの後で茜に顔を背けられてしまい・・・
ショック・・・?

って悪阻ですね(^^;
若旦那も気づいたよう。

ああ・・・若旦那の驚きと喜びの入り乱れた顔・・・らん​ですな。
可愛い。

こうなりゃ、一刻も茜を見世に置いておくわけにはいかんという若旦那の気持ちが
手にとるようにわかりますわ。
そりゃそうだわ。

しっかぁ~~~~し、逸る若旦那を茜が引き留めました。
絶対にお金を工面する道はダメだと。

じゃあどうしょうってンだよ!

私も同感。
どしたらいいのよぉおおおおお???

どんな方法が残されてんの????

ってところで茜が​本気​を出しましたね。
これまではお願いして誰かに頼る道ばかりでしたが、自らの手で運命を掴み取る
道を見つけたようで。

茜は何を決断したのか??
いい顔してます。

ここで菊之丞の番外編が挟まれてるのよかったですわ。
最後ではなく、ラストの前という構成が憎い。

最終話では紫が深雪野花魁として吉原の番付トップになったようです。
紫は紫で自分の道を切り開いてたんですね。
さすがですね、ブレてないv

さて、茜はどうなったかというと朱音になってましたw

若旦那は松阪屋の遠縁の娘さんを嫁にもらって吉原通いをすっぱりと止め、仕事に
力を入れて店の立て直し計ってるのだとか。

あらまぁ・・・って話ですよねw
急展開。

茜はどうやら自分の身請け金自分で作り出したようです。
自分の半生を売ってお金に換えることができるんですね。
芝居にする権利を売ったってことのようです。

芝居は大当たりし、菊之丞にも当たり役となってみんながWinWin。
その後、茜は松阪屋の好意により養女となって近江屋に嫁いだってことで。
なるほど~~~~ですよね。

これなら近江屋はちゃんとしたところからお嫁さんをもらった形になるし、茜も
昔のことを気にせず朱音としてやっていけるし。

利一は利一郎に戻り、近江屋の奉公人になったんですね。
いやぁ~~~~愛でたし愛でたしですよv

それに子どもたちが産まれてもずっと夫婦仲も良いようですしw
ただ、もっといちゃこらしてるところを見たかったなぁ~~という気も。

でも大団円ということでよかったですv
そして何より長女の初音が朱音よりも朝明野に似てるってのがいいですね。
若旦那は誰かに似てると思ってるけど、それが誰かがわからないってのも。

いつか朝明野に挨拶に行きたいという朱音ですが、きっとその時に告げることに
なるんでしょうね。
早くそんな日が来るといいですね。

ラストのおまけ漫画がまたよかったですv
特に朱音と利一郎のことを覚えていた近江屋の旦那の慌てようがw

そりゃ驚きますよね。
昔、御用受けで通ってた旗本の御姫さまとその御家来とくれば、とても身分的にも
釣り合うものじゃないし。
あわわわわ・・・ ってなってしまうのは当然。

朱音のことはどこかで見たような・・・くらいしか覚えていなかったのはお姫様
にはさすがに直接お目通りして注文を受ける機会はなかったんでしょう。
利一郎の方は取り次ぎとかしてもらってたでしょうから覚えてたようで。

近江屋さんもホント、嬉しいのか冷や汗ものなのかwびっくりですよねw

新入りの利一郎に近江屋さんがぺこぺこしてるってことで奉公人たちが動揺する
のも笑いましたw
奉公人達にしたらあり得ないことが起こってるわけだし????ってなりますよね。

それに利一郎は若旦那とお内儀の喧嘩の仲裁にも入るしw
若旦那にも遠慮がないしで、益々??????ですよねw
この3人、なんやかんやで良い関係ですわw

そうそう、朱音が初音にビビってるのにも笑いましたよ。
見た目鳳凰、中身は龍ってw
朝明野に似ればそりゃ強い娘に育ちそうです。

いろんな人間関係が新たに形成されてて笑えますw

いやぁ~~~~面白かったです。
吉原が舞台ということで身を切られるような切なさ満載でしたがトキメキもありの
素敵作品でしたv
ままならぬ恋に身を​焦​がす設定は​堪​らんですね。

いつの間にか私は若旦那を応援することに楽しみを見い出してましたけど。
綺麗に完結してさすがだと思いました。


次回作も楽しみにしたいと思います。
2020年03月15日 (日) | 編集 |
​​ゆりあ先生の赤い糸

なんかゆりあ先生に春が来そう?
これまでの感想はこちら



【内容情報】(出版社より)
旦那の愛人二人と奇妙な共同生活が始まろうとしている矢先、ゆりあ先生は次第に
恋愛モードに。
正月早々、刺繍の個人レッスンのため便利屋の伴ちゃんと二人きりでファミレスへ。
レッスン後、互いの身の上を話すうち酒の勢いもありすっかり新年会モード。
ぐっと距離が縮まった二人。
そして帰り際、ゆりあ先生はキスしてまい・・・・・・?

まさか、伴ちゃんの奥さんがあんな感じだったとは。
ってことはゆりあ先生、どストライクだったんしゃ?
性格もいいし懐深いしマジいい感じになりそう。
伴ちゃんからするとね。

でも、ゆりあ先生は大きく出たけど、結局ごろさんのことは割りきれないんじゃ
ないのかなーとか思ったり。

いっそ、みんなで住むのもありかもとか?
ほんとのシェアハウスってことで。

さすがに狭いですかね。

ごろさんもいつまでもあのままかはわからないし、元気になればりくと暮らしたら
いいと思うんですが、なんか最近ゆりあ先生を目で追ってるようだし・・・
う~~~ん、ゆりあ先生は自分に思いが戻ってるのなら振り切れなさそうですよね。
私としては、それはごろさん、調子良すぎと思いますけど。
ゆりあ先生だから・・・

とは言え、ごろさんも案外あっさり逝ってしまうかもしれない。

そのときはおばあちゃんだけ、面倒見てあげることになるのかな。
おばあちゃんもそんなには先は長くはないだろうし。
そうなればあの家はゆりあ先生のもの?

伴ちゃんと息子くんが来るのはありだと思うんですが義姉が文句いいそうですね。
何もしてないくせにね。

みちるはゆりあ先生の変化に気づいてるし今後どう転がるんでしょ。
りくもゆりあが不倫となると自分ことは棚上げで何かいいそうですよね。

ごろさんは立場的に何も言えないはずだけど、意識がしっかり回復してきたらどう
するんでしょうね。
これまでのことを謝るか、ゆりあ先生を自由にしてあげるか。
私としてはゆりあ先生が幸せになって欲しいなと思うのだけど。
ゆりあ先生の幸せはごろちゃんのところにあるのか、伴ちゃんとこにあるのか。

伴ちゃんの好みがゆりあ先生なんだったら、くっついといて欲しいのですが。

そう簡単にはいきそうにないでしょうね。
まさか、こんな展開になっていくとは最初は思ってもいなかったんですが、なんか
この絡まり具合が結構、癖になるというか、このままゆりあ先生を見守っていきたい
と思いますわ。


コールドゲーム4巻

これまでの感想はこちら



【内容情報】(出版社より)
王に惹かれてはならない。今は戦いの時…!
政略のためE国へ嫁ぐことを命じられた王女・アルナは、侍女・カミラと入れ替わり、
護衛の騎士としてE国へ向かう。
しかし、アルナを待ち構えていたのは、正妃の座を争う王妃たちだった。
そんな中、カミラが行方不明になってしまう。
カミラを追って、自治都市・フラドルへ旅立つアルナ達。
そこにはアルナ達の命を狙う影がうごめいていて…!?
そして、アーサーと共に過ごす時間の中でアルナの胸に恋心が芽生えはじめるが…?
大人気の宮廷サバイバル、第4巻!

カミラ本当に殺されてしまったんですね。
スミレは本物のアルナ姫だけど、まだそれはアーサーには言わないのですね。
今言ったところで利用されるだけだから。

カミラを嵌めたのはアンだとわかり、アンの敵対してるクリスティナを味方につける
つもりのようですが、美しいだけのアホの娘だと思ったら、とんでもなく強かそうで
しかもアンの実の姉だったとは。

姉であるのに家を出されてるってことは相当な軋轢があると思われ…
ますます恐ろしや  ですわ。
王は完全にスミレを自分のものにしたいようですが、素性はまだ知らない。

少女漫画だし最後は上手くいくだろうと思ってますが、結構みんな腹黒でゾワゾワ
します。​​
2020年02月21日 (金) | 編集 |
​​「かげきしょうじょ!!」を読んで面白かったので他の作品も読んでみようと
みつけたこの作品。
ん??これ以前、話題になった作品だったよな・・・っと一気読み。

吉原というか遊郭関係のお話は昔から興味を持っておりまして、でもなんだか
あまり流行に乗るようなものは読む気がしなくて・・・
この作品に関しては触らなかったんですよね。

読んでみたら・・・面白かったです!



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
どんな男に抱かれても、心が疼いたことはない。
誰かに惚れる弱さなど、とっくに捨てた筈だった。
あの日、あんたに逢うまではー初めて愛した男の前で客に抱かれる朝霧、思い
人を胸に初見世の夜を過ごす茜、弟へ禁忌の恋心を秘める霧里、美貌を持てあま
し姉女郎に欲情する緑…
儚く残酷な宿命の中で、自分の道に花咲かせ散っていった遊女たち。
江戸末期の新吉原を舞台に綴られる、官能純愛絵巻。R-18文学賞受賞作。

最初は顔の見分けが付かなくて、誰が誰やら???って感じではありましたが
読み返しながら読み進めるうちにしっかり見分けがつくようになりました。
これはさっと読んでしまうのではなくて、じっくり味わう作品ですね。

第1部から6部まであります。

複数の遊女がメインを入れ替わりながら時間軸も前後しながらストーリーが
進んでいくのでちょっとわかりにくいですが、人物の相関関係がわかるとグッ
と深みが増してきます。

そして最後まで読み終えると、ああこの作品は山田屋さんのお話だったわね
っと改めて思うわけですわ。
各遊女にスポットを当てながらも「山田屋」という小見世で連々と生きてきた
遊女たちの繋がりが描かれているのだなぁと。

姉女郎に育てられて一人前になっていくも、みんなそれぞれに哀しい物語が
あって、痛みを伴うやりきれなさもあるし、逞しく生き抜く強かさもあるし、
あの時代を新吉原で生きた女性たちの生き様に思いを馳せずにはいられません。

第一部 花宵道中
主人公は朝霧
朝霧の姉女郎は京都島原の大見世を追い出された霧里
いきなりたくさんの登場人物が出てきますが、後で繋がってくるんですよね。

朝霧は生まれも育ちも吉原で、母は最下層の長屋女郎。
虐待されて育って、たぶん煙草のキセルとかで付けられたのか、その痕かな??
熱を帯びると身体が赤く染まるよう。

母親が死におはぐろどぶに捨てられたところを山田屋の女将が拾い遊女に。
通常なら朝霧も母親と同じ状況で生きていくことしかできなかったはずなのに
例え遊女の道しかなかったとしても小見世に入ることができて幸運でしたよね。
女将に事情があったことが後にわかりますが。

朝霧は顔も地味だし小柄で器量で客をとるタイプではないけれど、肌にが咲く
のが珍しがられて人気があるよう。
芸事は上手かったことと地味な分、お客にしたら落ち着くのも人気の理由かなと。

客には抱かれても男に惚れることのなかった朝霧がある日、半次郎と出会い突然
に落ちてしまうのですよね。

なんて呆気ないと思うけれど、霧里の死で遊女の儚さを感じたでしょうし、誰か
に惚れる弱さは捨てたと思ってはいても決して心が満たされていたわけではない
から、諦めた人生であっても何か切っ掛けがあれば心が傾いてしまうものなん
しょう。

ただ、それは遊女にとっては辛いだけ。
間夫を作って本気で恋に堕ちてしまえば、その先にあるのは地獄
みんな痛いほどわかっているのに、それでも止めることができない。

もちろん、男に溺れず強かに生きる遊女もいるでしょうけど。

半次郎との出会いは朝霧の草履の鼻緒が半次郎の染めた生地だったことから。
遊女である朝霧にとって一目みただけの相手なら例え、ひとめぼれしようと恋に
堕ちることまではいかなかったでしょうに、半次郎の方も朝霧に関心を持ってしま
ったんですよね。

もう会うことはないかもと思っていたのにまた出会うことが出来て簪を直す約束を
する二人。

ああ、良いムード。
どうかこのまま幸せになれますよう・・・って思っていたのにやはり無情。

二人は偶然、吉田屋の座敷で対面。

しかも半次郎の目の前で馴染みの客である吉田屋に抱かれることになるとは衝撃
この吉田屋ってのがまたね・・・
妹女郎の八津も嫌がってましたが、ロクでもない下品な奴です。
酒癖が悪いっていうのが後の伏線でした。

簪の約束はしたけれどもう半次郎は来ないかもしれないと思っていたのにちゃんと
やって来て。

それなのに半次郎はすぐに帰ってしまうという・・・
切ない

あの吉田屋の件でつれなくするような男ならどうせ辛いだけだから、このまま何も
なく別れた方が傷口が浅くてすむかも・・・
八津が聞いた懇意にしてる遊女ってのは嘘だろうけど、ここで引き返してこない男
なら諦めた方がいいっと思っていたら、戻ってくるのですよね。

半次郎は自分の惚れた女が他の男に抱かれているのを見るのは忍びなかったような
ことを朝霧には言ってましたが、第三部を読むと別の感情もあったのだと後から
わかってびっくり。

朝霧は半次郎に自分の姉女郎である霧里が京から来たことを話します。
朝霧から教わった内八文字で道中がしたかったことも。

この時は幸せが続くといいなと思って読んでいただけですが、これが実はこの後の
展開に大きく関わってくるとは・・・でしたわ。

半次郎はお金を貯めて朝霧に会いにくるか、身請けするだけの大金を稼ぐために
しばらくやってこないかもと思っていたら、なんと半次郎が吉田屋を殺害

え~~~!?
いくら自分が惚れた女を無理矢理抱いてるとはいえ、朝霧は遊女で仕事なんだし
やり過ぎじゃないの???
なんでそこまで???っと思ったら深い理由があったんですよね。
そりゃ仕方がないと思うだけの・・・
この時はわからずでしたけど。

江戸を追われた半次郎はその後姿を見せず。

朝霧も年季明けの身請けの話が上がって、その人と一緒になるつもりでいたのに
ここで半次郎から連絡が。

うわぁ・・・
安定の生活が保障されたのに、これは苦難の道を選んじゃうパターン(><)
朝霧は半次郎に会いに行くと、なんと半次郎は朝霧に道中をさせる支度をして
きてて。

え?? 仕掛だけでなく、櫛や高下駄まで持ってきてるとは!ですよね。
しかも道中のことに詳しいし・・・

まさか花魁道中をさせるために京で支度してくるとは思いもしませんでしたよ。
そんなお金があったら少しでも身請けの足しにしたら良いのにと思いましたが、
金額が違い過ぎるんでしょうかね。

この後、仕掛とかどうするつもりだったんでしょうかね。
二人は足抜けを決意し結ばれますが、半次郎を追ってきた者たちに見つかり捕ま
ってしまうのですよね。

朝霧はお仕置き。
とはいえ、朝霧はしばらくすれば元の生活に戻れるでしょう。
が、人を殺めてる半次郎はなんと処刑。

八津は二人の仲を知らないから、馴染みの客を殺した犯人が処刑されたと聞けば
お仕置き中の朝霧も気が晴れるだろうと・・・
遺髪を持って喜び勇んで半次郎の死を告げにやってきて・・・

ここは残酷・・・痛ましくて・・・絶望しかありません

八津も良かれと思ってのことでしたが、朝霧の気持ちはぷっつり。
朝霧は母が投げ捨てられたおはぐろどぶに身を投げてしまうのですよね。

辛いです。
吉原の遊女は苛酷な状況で生きてるとはいえ、小見世の遊女なら年季が明ければ
また新しい生活をすることも可能なのに・・・

半次郎のいない人生はもう考えられないようになってしまっていたんでしょうね。
この時代の吉原では珍しいことではないのでしょうが、この結末はやりきれない
ですよね。

二人で幸せになって欲しかったですけど・・・
不幸が重なってしまいました。

朝霧の話は遊女の哀れな人生ということで完結していますが、その後の話とまた
密接に繋がっているので他を読むことでよりこの話の世界ががりまります。

第二部感想へ続く。

原作の方がもう少し遊女たちの心情とか背景とか詳しく描かれているようですので
そちらも読んでみたいなと思います。​​
2019年12月29日 (日) | 編集 |
人気がある作品ってことで気になっていたので読んでみようと思ったのですが、
シーズンゼロがあることを知り、まずはこちらから読みました。




【内容情報】(出版社より)
100年を超える伝統を持つ「紅華歌劇団」─。
その人材を育成する音楽学校に入学したばかりの渡辺さらさは、憧れの
「オスカル様」になれるのでしょうか!? 
「メロディ」で大好評連載中の華麗なる歌劇音楽学校ライフ幻の前日譚! 
新規描きおろしのショートマンガ&元宝塚トップスター凰稀かなめさんとの
対談も収録!
(こちらは集英社版「かげきしょうじょ!」1・2巻を再編集したものです。)

調べてみたら今は白泉社での連載のようですが、最初は集英社での連載だった
ようで。このシーズンゼロは最初の集英社での連載分を白泉社から出したよう
ですね。

雑誌が無くなったから他誌での連載となったようですが、面白い作品なので
そのまま埋もれてしまわなくてよかったです!!
出版社が変わるのはなかなか大変だとは思いますけどよかったですよね。

ってふと、ジャンプ改で連載されていたと知り記憶が蘇ったのですが、私この
作品、数年前にたぶん青年誌のコーナーでみたことありましたわ。
表紙と中をチラ読みした気がするのですが、当時は青年誌の中にあったので
あまり内容に期待が出来なくて読む気にはならなかったのですよね。

宝塚もどきの萌え漫画か何かかな~~~って感じで。
ヒロインの女の子もなんか頭悪そうだし、女の子がたくさんできゃぴきゃぴ
してるだけの話だろうと思っていたんですよね。
ああ・・・あの作品だったかと今繋がりましたわw

でも読んでみてよかったですわ。
確かにヒロインさらさはアホっぽくて私には苦手なタイプですけど、本当に
純真でまっすぐな子なんだってわかると俄然応援したくなりますわv

作者さまはどうやら私と同年代のようですねw
巻末の凰稀かなめさんのインタビュー記事で判明。
もうね、宝塚との出会いがべるばらで、フェルゼンが鳳蘭さんってところで
椅子から立ち上がりましたよw

三枚組レコードとか・・・わかる!!!((((゚∀゚(。_。(゚∀゚(。_。(゚∀゚)ウンウンウンウン!!!! 
私もお年玉を貯めて買ってましたもん。

ベルサイユのばら2 安奈淳さん、榛名由梨さん
ベルサイユのばら3 鳳蘭さん、初風諄さん
LPレコードをそりゃもうすり切れるかってくらい毎日聞いてましたよw
宇田を口ずさんでましたけど全く上手くはなりませんでしたねw

宝塚舞台初見は雪組地方公演で汀夏子さんがオスカル役の時でした。
小学生で何がなんだかよくわかってなかったんですが、知人が前の席を譲って
くれたとかで花道の近くで見させていただきました。
でも、記憶がオスカルとかより、ラインダンスのお姉さんと目が合って、その
瞳が活き活きしてて楽しそうってことだけなんですよねw

インタビュー記事では皇稀さんが初めて宝塚の舞台を見たのが涼風真世さんの
オスカル編だったようで、ええ・・・私、当時通っておりましたともw
月組推しでして、就職してお金に余裕が出来てから通いましたので剣幸さんが
トップさんの頃からですかね。

あの平成の再演の時は全ての組を制覇し、月組公演では何度足を伸ばしたのか
わからないくらいぶっ込みましたね。
ほぼ仕事に通うのと同じくらい宝塚に通っていたのではないかとw

子供が生まれてからはぱたりと通わなくなりましたけど。
皇稀さんが指導を受けた先生として紫苑ゆうさんのお名前をみるととても懐か
しく感じます。

で、長くなりましたけど、シーズンゼロの感想としましては、さらさはバレエ
や声楽など宝塚に必要と思われるスキルは持ち合わせてないけれど、天性の
を惹きつける魅力を持っているってところが大成を匂わせてくれていて期待大
だなぁと。

それにどうも歌舞伎一門の宗家と深い繋がりがあるようなところも気になります。
体幹や足腰が強いのは小さい頃からお稽古を付けてもらっていたのではないかと
思ったり。

おじいちゃんと2人暮らしってことですが、両親はどうしちゃったのか気になる
ところですね。
お母さんが宗家の娘で家を出たとか早くに亡くなったとか??

彼氏がいるようなタイプじゃないのに既にいるというか、歌舞伎界の有望株が
お相手らしく興味津々。
愛ちゃんにはバレちゃってますが。

宝塚では男女交際ってのは厳しいんじゃないかと思われますが、元々清い交際?
みたいなので問題ないかもですねw

愛ちゃんは過去に男性不信になる出来事があって、感情に蓋をしてしまって、
お母さんとの繋がりも薄く、元アイドルで辞めさせられたことやらなんやらで
人と上手くやれない理由てんこ盛りでしたが、それらお構いないしのさらさの
お陰で今後どんどんと変わっていけそうですね。

キモオタ事件を切っ掛けにさらさとも友達になれて素敵な展開ですよね。
愛ちゃんの置かれている状況や心情などが丁寧に描かれていて作者さんの力量
大いに感じました。

キモオタさんは気の毒でしたが愛ちゃんとさらさを繋いでくれて大活躍
愛との誤解も解けてよかったです。
大抵この手のストーカーは残念な奴で終わることが多いと思うのですが、実は
とてもいい人で感動でしたわ。
人は見かけで判断してはいけないということのようで(^^;

他のキャラクターも個性的。
同期にも注目したいキャラがたくさん。
特に予科生委員長の杉本さん、三世代宝塚の星野さん、ダイエットに苦労してる
山田さんは気になるところ。
山田さんは初舞台エトワールとかになったりしませんかね。
純名里沙さんのように。
彼女のエトワールも聞きましたが、まさか当時初舞台だったとは知らなかった
んですよね。
初々しいなとは思いましたけど。

一つ上の本科生、聖とリサの今後も気になるところですね。
上級生という絶対の上位は変わらないものの、組に配属されればその先は実力
次第になるわけで、配役とかで下の学年に先を越されることも多々。
さぁこれからが面白くなっていきそうですね。

愛ちゃんの叔父の太一もなかなか良いキャラですよね。
こちらはゲイなのかしらん。
なんで愛ちゃんは太一を呼び捨てなんでしょうね。​

ちょくちょく挟まれる古の漫画やアニメネタも嬉しいです。
ベルばらやガラスの仮面、スラムダンク、エヴァとかも。
元ネタを知ってるとクスッとできますね。

1巻から読むのが楽しみです。