黒執事の感想書いた後、アニメのレビュー他に追われていたら すっかり遅くなり・・・
では 今月のPandora Hearts いきます♪
先月号の感想はこちら。
先月ラストにエリオットの前に現れた謎の男の正体は・・・。
イスラ=ユラ。
杭に蛇が絡みついたような印
それは とある小さなカルト教団のシンボル。
その教団の実質的トップが彼。
なんでも隣国の権力者の息子だそうでパンドラも下手に手は出せない。
参考人としてパンドラに現れた彼を見たブレイクは
なかなかおもしろそうな男だったと言う。
あの男が放つ空気・・・封印に関するものかどうかはわからないが
なんかしらの情報は握っている感じがすると。。
ギルはブレイクに頼まれた通り、バルマ公のスケジュールを入手し戻ってくる。
どうやらレイムの手帳をのぞいたらしい。。
そこには二日後にレベイユのタウンハウスにイスラ=ユラが招かれているとあった。
バルマ公はもともと隣国の出身らしい。
そこで、バルマ公のタウンハウスに潜り込み情報を得ることにする面々。
男もの使用人服ではサイズが合わなかったオズはアリスとともにメイドさんの格好にv
あら 可愛いwwww
「大丈夫だ オズ とても似合っている」ってギルが笑える
ギルのメガネと後ろリボンがとてもいいです(p≧∀≦q)〃
久々の おリボンちゃんv
ひとり変装していないブレイクは別行動をとると言う。
「私はダンスはあまりとくいではないので」
それを聴いて察したオズは 「ブレイクの分までオレが上手に踊ってくるよ」と。
早速、扉の外で バルマ公とイスラ=ユラの会話を盗み聞きするオズとギル。
バルマ公は彼がパンドラに近づいた目的を訊いている。
ユラは単刀直入に 自分は本国からアヴィスに関する調査の命を受けていると
本国はこの国が有するチェインの脅威を取り除きたいのだろうと喋り始める。
バカなことを・・・ っと一蹴するバルマ公に
「学者の中には 百年前に世界を襲った天変地異をこの国の仕業と勘繰る者がいる」と。
「興味深い持論じゃ
だが、汝らがアヴィスの力を得るのは不可能 届かぬ物をねだるより他にやるこがある」
バルマ公の言葉に ご満悦のイスラ=ユラ。
どうやら彼の本当の目的は バルマ公と同じく「知識欲を満たすこと」
実は自分にとっては自国やこの国がどうなっても構わないと、ただ一つでも多くの
真実を手に入れたい それだけが目的であると。
圧倒的な未知を前に笑いながら逝くことができたならーーーーー!!
考えただけでゾクゾクすると身悶えるイスラ=ユラ。。
「つまり、汝から情報を得たければ、相応の対価を払えということか。
ナイトレイ夫人を教団に招き入れたのもその知識欲をみたすためか?」
バルマ公の言葉に ますます聞き耳を立てるオズ。
アリスがいないことに気づいたギルはアリスを探しにいく。
「では オズ=ベザリウスを汝に進呈する。しっておるぞ?汝がずっと嗅ぎまわっていたことを
まぁ 確かに 汝好みの小憎らしい餓鬼よの ほれ そこに」
あ~~オズ 見つかりましたwwww
って 最初からバルマ公は知っていたというか すべて彼が仕組んでいたんですね。
そして、書斎で調べ物をしているブレイクらにも声をかける。
変装していないブレイクをみて 自分の企みが気づかれていたことを残念がる。
こんなに簡単にバルマ公が屋敷への侵入を許す筈がないし、レイムがうっかり手帳の
中身を見られるようなヘマはしないと言うブレイク。。
オズも途中で気が付いて それでも踊らされることを選んでいただけだと・・・。
アリスにオズがピンチだから 行ってやれという二人。
アリスとギルが駆けつけると・・・
瞳をキラキラさせ乙女モードのイスラ=ユラが・・・
彼は熱烈なジャック=ベザリウスのファンなのらしい。。
オズの前でキュンキュンするイスラ=ユラ。
オズは考える。バルマ公は自分たちの会話をオズらに聞かせるだけでなく
なんらかの行動をすることを求めているのか・・・?何をすれば?
そして イスラ=ユラが言う。
「以前から訊ねたいことが。。貴方様の魂に宿るといわれているジャック=ベザリウスは
実は貴方様の作り噺ではないのですか?」
愛に飢えた少年が親の気を引くためにパンドラ中を巻き込んでいることもあり得るのでは?
が、もし本当ならば 自分の屋敷に正式に招待したい・・・と申し出るユラ。
それが バルマ公の狙い!!
パンドラの力を持ってしても強制的に踏み込めないユラの屋敷
そこに封印石があるとバルマ公はふんでいるんだ だからオレを利用して・・・
ジャックの存在を認めさせて屋敷に侵入するために足がかりにしようとしているーーーー!
オズが気づく。
しかし、ジャックはいつも表にでてきてくれるわけではない・・・
では ジャックがいる頃合いに呼んで欲しいと席を立つユラ。。
どうすればいい
「これだけバカにされて・・・黙って帰すなんてでいないだろ・・・?」
お前がどうしても出てこないっていうんなら 無理やりにでも引きずり出してやる!!
自分に向けて短剣を振り上げるオズ。
胸に刺さる瞬間、オズの右手を止めるオズの左手。。
「あはははっ!全くこの子は・・・私がとめられなかった場合はどうするつもりだったのだろうね」
雰囲気が変わったオズ。
「・・・驚いたの まさか 本当に貴殿が御出でくださるとは」
オズの足元に跪くバルマ公。
プライドの高いバルマ公が膝をついたことに 驚くユラ。
「もし、本当にジャック=ベザリウスさまなら封印を護りし術者の交わした誓約の言葉を
ご存じのはずだ」
「銀の杭に蛇を絡めて・・・」制約の言葉を呟きながらオズが気を失う。。
「ばっかだよねぇ あの男!!あ~んな演技に騙されるなんてさぁ!!」
どうやら ジャックはオズの自作自演。
そして、バルマ公がすかさずフォローを入れたことでユラは信じ込んでしまったようで。
が、屋敷に招かれたのはオズひとり。オズの次の一手は。。
ユラの屋敷に行くための資格がないと、
成人の議を受けることで社交会参加の権利を得るが、オズはアヴィスに堕とされてたため
社交界デビューを済ませていない。
だから、他の貴族の屋敷に足を踏み入れることはできないと言うオズ。
どこかの社交場でデビューを果たした後にでも、と焦るユラだったが、オズは
父親が目の届く先では絶対に許してはくれないと嘆く演技。。(^^;
「・・・オズ様 ご心配には及びません。私の屋敷で開かれる宴でならば
いかなる権力者のお父上でも 無暗に手を出せないでしょう」
かかった・・・!!
社交界デビューならば 親しい友人 親族を招くのが通例ーーー
喜びハートを飛ばしてるユラに見えないように舌を出すオズ。。
いざ、ユラ(蛇)の巣へ!!
ってことですが このユラって ホント何者なんでしょうね??
知識欲だけで動く人間とも思われないし、ナイトレイ夫人を教団に招き入れてるってことも
怪しさ満点ですわ・・・。
今回はギルの おリボン姿が見れたのがよかったですが ユラ絵が多かったんで
あんまり美味しくなかったですわ・・・。
もう少し、ギルとかギルとかギルとかが 活躍してくれたらいいんですけど・・・。
なかなか さっぱりのようです。
ヴィンスでもいいから綺麗どころに頑張って欲しいものです
パンドラハーツは な~んとなく それぞれのキャラの中に入りにくい感じがするんですよね。
一人の人物を彫り下がるってことがあまりないし 話がずっとわかりにくいままなんで。。
そろそろ もう少しわかりやすく展開して欲しなっと思います。。
今月は ほのぼの回なのかと思いきや ラストはドキリでしたねv
さて パンドラハーツの感想いきます。
表紙は ブレイクとオズ。
サクラのアクセとか ブレイクの傘とか ちょいジャパニーズな雰囲気♪
オズの瞳の色が綺麗ですv
先月号の感想はこちら
ザイ=ベザリウスは
自分の子供を別の誰かとすり替えた可能性がある- - - - - - - - -
だが、それがなんだというんだ・・・?
意味深に一人考えごとをしているオスカー叔父さん。
もしや、オジサンは何か知っている?!
パンドラ内のレイムの執務室に向かうギル、アリス、そしてオズ。
オズに客が来ているらしい。
なぜ、応接室ではなく、レイムの執務室なのか??
疑問に思うオズ。
ギルはオズの体調を気に掛ける。。
「気分が悪ければ 無理をして行かなくていい」
オズの髪に手を触れ 心配するギル・・・ うふっ ギル 綺麗v ちょ おま 顔赤いぞ。。
そして、レイムの執務室でオズを待ってたのは エリオット!!
どうやら護衛の目を盗んで屋敷を抜け出し、パンドラに来ているとのこと。
パンドラ内はエリオットを捜しまわって大騒ぎ。
エリオットは オズ達から首狩りの情報が欲しくてやってきたのだった。
オズは 四大公の会議に呼ばれた時の内容をエリオットに話す。
リータスより与えられた箱の中身は27枚の紙切れ。
内容のほとんどが解読不可能な文字か記号で記されている。
その中の一つの紋章をみて バルマ公の顔色が変わったことを話す。
エリオットはその印をどこかで見たことがある気が・・・
だが 思いだせない。。
っと、アリスがよって来て エリオットを くんくん。
知ってるような知らないような・・・そんな 匂いがするらしい。。
怪しいエリオットですこと!
なんかその様子をみているリーオが・・・彼は何か知っているっぽい!!
エリオットの身を案じてこれ以上、この件に首を突っ込むなと言うギル。
が それによって兄弟喧嘩勃発。
そこへ喧嘩両成敗と現れたのはオスカー♪
パンドラ内の重苦しい空気を吹き飛ばすためにも オズ達を元気づけるためにも
お茶会を企画したらしいwww
お茶会で オズとエリオットは少し打ち解けて話を始める。
エリオットは 父から教えられた通りに ベザリウスとは偽善者で卑怯な存在なのだと
思いこもうとしていたと 話し始める。
だが、自分の目で見ればこんなにも違う景色がそこにある
「オレは・・・物事を自分の目で見極められるようになりたい」
首狩りのことも復讐するのではなく、なぜこんなことが起きたのか自分の目で確かめたいと
人の手によって裁くことを望んでいるそんな話をする。
「エリオットになら できる」と微笑むリーオ。
オズは 俺たちの力でベザリウスとナイトレイの関係を変えていこうと
エリオットに言う。
「俺もお前も・・・お互いの家を自分の目で見て こんなのおかしいってわかってる
だから少しずつでも周りの人の認識が変わるようにするのさ!」
具体的に何も案のないオズを笑いながらも エリオットはその言葉を受け取る。
エコーもエイダも現れたところで オスカーがみんなで写真を撮ることを提案。
そのカメラは オスカーが自分の子どもが産まれたら最初に写真をとるつもりだったカメラ。
だが、身体の弱かった彼の妻は子供共々無事ではなかったようで・・・
その後 倉庫にしまわれていた新品のカメラ。
オズはそんな大事なカメラを使うのはもったいないとオスカーを止めようとするが
オスカーは 「オズはオレの大切な息子なんだから 問題ない!」と。。
素晴らしく何でもない日
こんな穏やかな時間が長くは続かないことはわかっているけれど それでも
永遠に続けばいいのにと 願わずにはいられないオズ。
さてさて 屋敷に戻ったエリオットは姉さんから平手打ち。
「そうお責めになりますな ヴァネッサ様
彼の行動の全ては亡き兄上たちを想ってこそ なんとも勇敢な少年ではないですか」
現れた人物の胸には あの印のペンダントが・・・!!
なんか黒い人出てきましたよ。。
いかにも怪しそうな人wwww
かなり周りの人たちの秘密は明かされつつありますが、肝心のオズの出生の秘密など
また新たに出てきちゃったりして 謎は深まるばかり。。
4大公はオスカー叔父さん以外、皆腹黒そうだし、オスカー叔父さんも実は
何やら秘密を抱えていそうだし・・・
今回はヴィンセントは 窓からお茶会風景を眺めてるだけでしたが
来月はもっと出て来て欲しいなと思います。。
早く話がもっと展開して欲しい。。
焦らされっぱなし。。首狩りって何だよぉ~~~~~!!
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11巻はレイムさんが表紙のようです。
私は やっぱりヴィンセントが好き
遅くなりましたが、今月のPandora Hearts 面白かったです!!
っていうか、ヴィンセントがいっぱ~~~~いやっぱりヴィンセントがいいなぁ( ´艸`)
では ネタばれを含みながら感想いきますv
先月号の感想は こちら
あの女を初めて目にしたのは 去年の冬の日。
「彼」と同じその翠玉は まるで僕を責めているかのようで
己の業から目を背けるために僕は その光を憎んだ・・・
バスカヴィルの人たちとのお話の最中、どうやらヴィンセントはお眠りしてしまったようで。
グレンの魂を縛る封印の二つ目が壊されたことをヴィンスに確認するロッティ。
そしてナイトレイ家の人間であるヴィンスに首狩りについて知っていることを話させる。
ヴィンスが知っていること
奴はどこぞの違法契約者で ナイトレイに縁のある者を襲っていて
人の首を刎ねるのが大好きは異常者。
そして、いつか 「僕に殺される可哀そうな人」と説明するヴィンス。
「当然でしょう・・・?僕の兄さんを殺しかけた相手だよ?」
ギルについて話し始めるヴィンスを止め、自分の仕事はしているのかと問うロッティ。
ロッティ達は封印を探す係だけど、ヴィンスは扉の「鍵」を探す係。
鍵とは 本来ならグレンがもっているべきアヴィスへと繋がる鍵の所有権のこと。
扉を取り戻すということは すなわち「鍵」を四大公から奪うということ。
だからパンドラ内で自由に動けるヴィンスがそのありかを探っている。
鍵は明確な形があるわけではなく、所有者が鍵と呼ばれる光の玉を身近な何かに
忍ばせて持ち歩いていると思われている。
剣や宝石・・・もしかしたら石に隠している可能性もあるし
所有者を殺せば鍵が出てくるわけでもない。
鍵の存在は四大公にとって命綱のようなものだから たとえバスカヴィルの援助を
しているナイトレイ公爵であっても鍵の在り処だけは決して教えない。
バルマは近づきすぎればこちらの情報がバレかねないし、レインズワースは
レインズワースであのおばあちゃんが怖くて近づけないというヴィンス。
正直 行き詰っているという。
だから 一番ガードが甘そうなベザリウスから攻めていると・・・
オスカー=ベザリウスには バルマやレインズワースのように扉の番人である
黒い翼のチェインと当主が契約できれば理想的だか 彼には
契約者にとって必要な素質が 全くなかったようだとういう。
オスカー=ベザリウスのようなタイプは
自分よりも大切な人間が傷つくことを何よりも恐れる・・・
だから・・・その大事なお姫様を僕がたっぷりと可愛がって
鍵の在り処を吐かせるための切り札にしあげてみせるよーーー
汚して 堕として 僕だけの玩具にしてやる
オペラにエイダを誘ったヴィンスだが、オペラはそっちのけで口説きにかかる。
「今の僕の心には どんな美しい歌姫の旋律も届きはしないのです
貴女しかいない 貴女しか見えない お許しください・・・僕はもう 耐えられそうにありません・・・
私も耐えられそうにありません・・・(*´д`)ハァハァ
貴女の全てが欲しい・・・欲しくてたまらない・・・!
オスカーさまも ギルもまだみたことのない ありのままの貴女を
僕に見せてはくださいませんか・・・?
エイダの手を取り、手袋の上からぺろって舐めるその舌がエロい (p≧∀≦q)〃
僕の前で 貴女の全てを曝け出してみせて・・・
耳元でささやくヴィンセント (/∀\*)
先月のギルといい、今月のヴィンスといい、アニメで見たかった!!!!
エイダがヴィンスを連れてきた場所は オスカーがエイダのために用意した別宅。
本邸は父の言いつけで友人を招くことも許されていないらしい。
ヴィンスは 男をつれこむなら自分の目に付かない場所にしろってことかと解釈。
そして 女なんて馬鹿ばっか
低能で 浅はかで なんておめでたい奴等
ナイトレイの地位を目当てに近寄ってくる者も
僕たちに勝手な同情を向ける者も 疎んじる者も みんな
少し優しい言葉をかけてやって 身体をかさねてしまえば
すぐに僕の言いなりになった
ヴィンスとギルは目元がよく似ているといい、母親似なのか父親似なのか聴いてくる女
そんなの・・・僕が知るわけないだろう
僕が知っているのは僕らの母親が幼い僕らを見世物小屋に売り払ったことだけ
どうしてギルまで一緒に捨てた どうして僕を殺さなかった
僕を殺してさえいれば ギルだけは幸せになれたかもしれないのに・・・
そんな思いを抱いているヴィンスの前に現れたのがエイダ。
この女も同じ。ジャックと同じその翠玉の瞳の奥に 醜い女の顔を隠しているんだ
汚してやる おまえのその無垢な仮面を僕の手で闇に染めて・・・
だが、エイダが招き入れた部屋は
「ヴィンセント・・・様・・・見てください・・・これが本当の私の姿です・・・」
!?
エイダが招き入れた部屋は一面に 魔術関連の文献や拷問道具がびっしり。。
エイダは オズがアヴィスに堕とされてから 誰もそれについて教えてくれないので
自分で 魔術やオカルトについての情報を集めているうち、すっかり それら
背徳的なものに果てしないときめきを覚えるようになってしまっていた・・・
そして、ヴィンセントの人形に鋏を入れる趣味を「傀儡呪術」のことだと、
すっかり同族だと思い それで その部屋に連れて来たのだった。。
だが、ヴィンセントは そんなエイダに対し、オカルトには興味はないし
オバケなんてやつは 昔から大嫌いだと叫ぶ!
私のことなんて嫌いになりましたよね っと落ち込むエイダだったが
ヴィンスは 持ちこたえ、「まさか」って とっておきの笑顔をエイダに向けるv
が、すっかり疲れてソファに横たわるヴィンス。
どうやらそこはパンドラの一室でギルに呼び出されたらしい。
このソファに後ろ向きに横たわるヴィンスが 今月号で一番 そそられました(〃∇〃v)
「どうしたヴィンス・・・何かあったのか」と声を掛けるギルに
「兄さん、あの女はやめておいた方がいいよ」
どうやら あの後、5時間に及ぶオカルトトークを聞かされていたらしい・・・御苦労さま。
ギルがヴィンスを呼びだした要件は首狩りのことだった。
「言わずとも分かっていると思うが・・・お前も十分気をつけてーーー」
ギルが自分のことを心配してくれるのを嬉しがるヴィンス
「首狩りに付いての情報が入ったらすぐに教えてくれ」というギル。
「わかった また手紙と花束を送るよ」
そして 「この先何か思いだすことがあれば・・・オレに聞かせてくれ」
「どうして・・・?」
「おまえと・・・ちゃんと話合ってみたい」
そう 伏せ目がちに言い残し去っていくギル。
残されたヴィンスは驚きの表情。。
なんだろう・・・心なしか 少し前より景色がクリアに見える気がする・・・
オズが受け止めるからと言ってくれたからか?
我ながら単純だと微笑むギル。
ア~~~ン この二人の美形兄弟いいよ!!(p≧∀≦q)〃
一方、 レインズワースのお部屋には シャロンちゃんが呼ばれる。
オズたちと同行し、人が惨殺される光景を目にしてきたことに対し 心配をしている様子。
だが、シャロンは今回の経験により、とても大切なことを理解したという。
それは 自分が非力な存在であるということ。
ひがんでいるわけではなく、「おまえは無力だ」と指摘されることで チェインの力を
無意識に傲っていた己の姿を初めて自覚したこと、そして 必死になりすぎ自分が
空回りしていたことも自覚したと・・・
そんなシャロンに レインズワースの女たるもの、たとえどんな時であろうとも
明るく・軽やかに・美しくあるべきねっと そして 同じものを見、考えるだけが
共に歩くことではないと たとえ違う道を歩んでいたとしても人と人は繋がれる
そんな 言葉を掛ける おばあさま。
どうやら それは 今回のことでシャロンがダメージを受けいているのではと
ブレイクが心配し シェリル=レインズワース に相談した結果だったようで・・・
「ほらね、心配いらないでしょう?ザッ君」とか言われてるし。。
そして、そろそろ「目のこと」もシャロンになら話しても大丈夫だと言う。
が、しかし ブレイクと シェリルは別件について話をしていたようです。
それは オズ=ベザリウスの過去に関する調査報告。
オズは確かに25年前に ザイ=ベザリウスとレイチェル=セシルとの間に生まれた子だが
出産直後に ザイ=ベザリウスは 生まれたばかりの赤子を連れ去っている。
「自らの手で洗礼を行うために連れ出した」とれが言い分だったそうだが、
果たしてその言葉は本当なのか
それともその間に オズの身体に何かを施したのか
または その赤子を別の誰かとすりかえたのか
我々が知るオズ=ベザリウスは 本物ではないかもしれないと報告するブレイク。。
あらま・・・ いろんな方向に話が転がって行ってます。。
オズの容貌から行って、ベザリウス家の人間に間違いはなさそうですが・・・
もしかしたら 生まれてすぐに占い師とか そういうとこに連れて行って オズの
魂というか 身体について何か調べたとか??
グレンの生まれ変わりだったらいいのにと思ったら 逆に ジャックの生まれ変わりで
お父さんびっくり?!とか??
とにかく 一番の謎は オズが何者であるか のようです。。
それにしても 相変わらず謎だらけですが 今月号は ヴィンスがエロかったからいいv
いや~~パンドラ動きました!!面白いです!!
先月号の感想はこちら。
前号ラストに出てきた首狩りが リータスの館の封印を解きます。
今回はギルが鴉と契約を結んだ時のことが エリオットの夢によりわかります。。
ナイトレイ家には フレッド、クロード、アーネスト とエリオットの4人の兄弟がいたようです。
女の子もいたようですが。。
そこへ ヴィンセントとギルバードが養子として入ってきたんですね。
3人の兄たちは ヴィンスとギルをナイトレイの人間としては認めず、嫌っていたようです。
そして、ギルが「鴉」と契約に成功。
それまで 3人の兄たちは誰も成功しなかったようです。
ナイトレイの血を引かぬ者になぜ契約をさせたのか 父に激しく問うクロード。
「まだ エリオットが残っていると言うのに」
そこへヴィンセントが一言。
「無駄だよ。チェインとの契約には素質が必要となるものだけど・・・
これに至っては 素質ではなく資格の問題だ・・・
ギルは ずっと昔に その資格をもらっていた・・・」
鴉との契約に成功し 疲労して自室のベッドに横たわっているギルのところへ
エリオットが 現れます。
「・・・どんな かんじだった?鴉との契約というのは」
その時のことを思い出すギル。
あの時と変わらない・・・ヴィンセントと一緒に忍び込んだ時と同じ・・・
「一面の・・・漆黒・・・ その中に 一つだけーーーー」
目がギルを見ている。
「また・・・おまえ・・・か・・・」
チェインは相手が自分にふさわしいかどうかを見定めてくる
力でねじ伏せればいいというわけじゃない
全てをさらすしかないのはわかっている
だが・・・ようやく巡ってきたチャンスだ
今度こそーーーー
ジャラッ ドッ
いきなり、ギルは鎖に両手両足を繋がれ 首が切られ血が・・・
「資格を持つ者・・・ああ・・・やはり・・・同じ血の味・・・
一度目のそれは邪魔をされ 二度目にまみえた時 お前の中から “自覚”は消えていた
自覚しなければ・・・力は埋もれる
今のおまえは・・・どうだ・・・?」
一度目は 100年前、グレンによって無理やり契約されそうになったところに
サブリエの悲劇が起こり 契約は邪魔された
二度目は ナイトレイの養子になった後で、ヴィンセントとともに 扉の前に来た時。
「オレは ただお前を手にいれるためだけにここまで生きてきたんだ!
殺すための 遮るための 護るための
力が・・・欲しい・・・!
その資格があるというのなら
オレと契約しろ!! “鴉”!!!」
「----いいだろう おまえは再び その左手に縛られることとなる
“自覚”と“選択”いずれおまえは 迫られることになるだろう」
そして ギルは封血鏡(カルケル)に鴉の血を染み込ませた。
直接体内に血を取り込む違法契約者に比べれば 引き出せるチェインの力は
劣るが身体に刻印が現れることはない。
しかし、鏡が割れたら契約も終わり。
本来はエリオットが継ぐべき鴉を自分が継いでしまったことを謝るギル。
だが、エリオットは鴉の力がなくともナイトレイの家を支えていくから
ナイトレイの人間として、鴉を継いだものとして、オレの義兄として
その務めを果たせという。
その二人の下へフレッドが首を刎ねられ殺されたと知らせが入る。
その後、他の兄たちも首狩りによって殺されたらしい。
ギルは毒で殺されかけた。
誰かがナイトレイ家を狙っている。
エリオットが夢から覚めた時、また首狩りが現れた知らせが入ります。
一方、ヴィンセントはエイダと会っていました。
また首狩りが現れたと聞き、エイダはナイトレイ家の人間の心配をします。
エイダはヴィンスにぞっこんのようです。
ギルは次は自分が狙われるであろうから 他の者を巻き込まないために
ナイトレイ家を出たのだとヴィンスは考えているようです。
が、エリオットは逃げたとしてそれが気にいらない。。
ギルに心配してもらえるエリオットが羨ましいというヴィンスにエイダは
「ギルは ちゃんとヴィンセントさまのことも大切に思っていますよ?」と声をかけます。
その様子にヴィンスは・・・「ありがとうございます・・・」
綺麗事ばかりを吐き出す口 穢れを知らない瞳・・・汚してやりたい
ギルにとって大切な女・・・こいつを傷つけたらは怒る?
いいな・・・そんな顔も見てみたい・・・
紳士的にエイダに 接しているヴィンスですが
綺麗なものだけ与えられ 大切に育てられたお気楽に人間
うざったい うざったい女
リータスの屋敷から帰って来て一週間、オズは調子がおかしいようです。
自分の中で何かが変わって来ているのを感じています。
胸がざわついておかしい
何が違う?何が変わった?
変わったのは オレの方・・・?
あのとき、オレはマリーを殺そうとした?
部屋の外ではギルが マリーを殺そうとしたオズをアリスが止めた理由を訊きます。
「ーーーおまえは なぜオズを止めたんだ?」
煙草を吸うギルの横顔が素敵 (/∀\*)キャハ
「おまえなら むしろゴーサインを出しかねないと思ったから・・・」
アリスの答えは
「それじゃ意味がないじゃないか」
驚くギル。意味とは?
だが 答えたアリス本人にもよくわかりません。
「とりあえず礼は言っておく オズを止めてくれて ・・・ありがとう」
アリスの頭にポンと手をおきギルが言います。
アリスはビックリしたのかキラキラ
ちょっと照れて たたたたた・・・・って ギルの後を追いかけます。
なんか可愛いアリス。。
再び首狩りが出たことで エリオットはパンドラへ向かいます。
「首狩りの女王(クイーンオブザハート)は必ずオレの手で断罪するーーーー!!」
今回は久しぶりに ギルのターンでしたよ!!
凛々しいチビギルに始まり、契約を終え、ベッドに横たわるギル(p≧∀≦q)〃
汗なんかかいちゃったりしてて、悩ましい(*´д`)ハァハァ
そして 鴉との契約時、鎖に繋がれるギル!!
うぁ!!萌えるぜ!!たまんねぇ!! (p≧∀≦q)〃
あとね、ギルが毒を盛られて命を狙われたときのヴィンスの目
これが険しくていいんだわぁ (/ω\*)
なんて兄さん命なんだろう!!!! 嗚呼 この兄弟好きだ!!!
今回はヴィンスもフェロモン放出してくれるわ 黒ヴィンス発動だわで
非常に美味しくいただきました
いやいや 今月号は よかったなぁ~~
久々に 嬉しいよ!!
このまま しばらくこの二人のターンでお願いできませんか??
今月は比較的落ち着いた展開のパンドラハーツ。
先月号感想はこちら。
では 今月号のネタばれ&感想いきます♪
よいか ベザリウスの子よ
汝らはまず トールの村へと向かい そこで吾が配下の者グルーナーと合流し
術師の下へと趣き封印のありかを聞き出してみせるがいい
「オズさま 到着いたしました」
グルーナーの案内で リータスの屋敷までやってきたオズ一行。
先に訪れたパンドラの者は戻ってきていない。
最悪の事態を想定する。
オズはギルに鴉<レイブン>の力を自由に使えるのか訊く。
「まぁ・・・全てはお前への負担次第だ」
一瞬なら オズへの負担はないようだが ビーラビットの封印を全てなくすとなると
不安があるというギル。
「わかった じゃあ 封印はそのままでいいや。
その方が・・・オレもなんだか安心するし・・・」
屋敷の玄関扉が開く。
オズらが入ると 扉が独りでに閉まる。
屋敷の中は暗い。
銃を手にしたギルが先頭に立ち進んでいく。
が、アリスとオズだけに 何かが感じられる・・・
「・・・なんだ この部屋は・・・」
「うん・・・なんか・・・変だね・・・」
そこへ 若い女性が現れる。
「あの二人がどこにいるのか知っているか?」
「・・・すでに森へとお返ししました
困ったわ・・・どうしましょう・・・どうしましょう・・・
狼は どうやったらおいしく調理できるのかしら?」
女は血の付いた鋸の刃をつけた武器を手に立っている。
「オズ!おまえは下がっていろ!」
が、ギルは一瞬で間合いを詰められ 服の袖を切られる。
ギルが発砲するも当たらない。
「この屋敷に近づいた者は 一つの例外を除いては 必ずこの手で葬り去る
それが 私がリータス様より受けた命令です」
「一角獣<エクエス>!」
シャロンが叫ぶも エクエスは現れない。。
どうやら この空間にはチェインを呼ぶことができない。
「貴女など チェインの力さえなければ ただの脆弱な小娘なのに」
そのころ オズに異変が・・・
耳鳴りがうるさい なんだこれ・・・! ・・・そうか 下にいるのか。
女の刃がオズに振り下ろされた時、その刃は砂に変わった。
耳鳴りがうるさくてイライラする・・・これはどうすれば止まるんだ?
アンタを壊せば止まるのかな?
オズの手には大鎌が!
「やめろ オズ!!」
一瞬オズの背後にジャックの姿が・・・
が、オズを止めたのは アリス。
そこへリータスが現れる。
「数々のご無礼お許しください。貴方のお探しの物はこの下にあります故・・・」
案内された地下には鎖が巻かれた巨大な石が。
「この封印の石には チェインの力を封じる効果があると伝えられております。
契約者であろうとも 体内にビーラビットの力を宿しておられればさぞお辛いことでしょう」
目が視えず、足が不自由な主が語った。
「私の母がよく聞かせてくれましたよ。ジャック=ベザリウスの言葉をーーー
再びこの地にバスカヴィルが現れようとも恐れることはない
ビーラビットの力を宿すものがきっと君たちを助けてくれるだろう
だから どうかその時まで 私に代わってグレンを止めてやって欲しい」
この封印をビーラビットの力を持つ者以外に渡してはならないとずっと守り続けてきた。
オズはジャックの気配を感じつつも ジャックに語りかけるが まるで応答はない。。
オレは知りたいよ あんたがその目で見てきた世界のことを
・・・教えてよ あんたと向かい合わなきゃ見えてこない
自分が一体なんなのか ずっとわからないままになる。
リータスは目は見えなくとも、オズの瞳に宿る力は
母より教えられたジャック=ベザリウスそのものだと言う。
だが、オズは「オレの名前はオズですよ」
封印を見付けたが持ち帰ることはできないため、ギルはオズ達を連れて村へ戻ることに。
念のため、グルーナーは残ることに。
別れの際、リータスはオズに小箱を渡す。
「我々は多くを語ることは許されておりませんが この中に
貴方が進むべき道を指し示す情報があるかもしれません・・・」
オズ達が去った後
「お疲れになられたことでしょうリータス様。ただ今 お茶をご用意いたしますね・・・」
振り返ったマリーが視たものは・・・
首がはねられた主の姿。
「お前は・・・」 「まさか・・・!首狩り・・・」
マリーとグルーナーも首をはねられ横たわる。
異様な笑い声をあげる黒い姿がひとつ。
そのころ、エリオットは一枚の写真を見ている。
ハートの女王 パイをつくった♪
それは あつい あつい なつのこと♪
ハートのジャック そのパイとった♪
怒った女王はこう叫ぶ♪
首を刈れ♪
首を刈れ♪
首を刈れ!
う~~~ん。エリオット!!やっぱりグレンなんだろうな。
でも、首刈りとは誰?
今回初登場の3人は呆気なくお亡くなりに。。
まだまだ謎だらけ。。
やっぱり なかなか活躍しないギル・・・

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