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アニメやコミックの感想を「大好きなキャラへの歪んだ愛」を織り交ぜながら綴ってます。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。 腐率高めだけど最近は大人しめ 「薔薇色のつぶやき」2ndブログです~
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2011年10月03日 (月) | 編集 |

新アニメがスタートしてますが 週末に最終話の未視聴分をやっと消化しまして
ちょこっとそれをまとめました。
まず、スタート時すっごく期待した「BLOOD-C」

この作品は、最初の数話で 感想書けないと思い、早々に断念いたしました。

一応、最後まで視聴はしたわけですが 総括としまして・・・
この話、1時間半くらいでまとめた方がすっきりしませんか?

12話も必要でした?
劇場版まで引っ張っていって、最後に盛り上げたかったのでしょうが、
途中で加速しつつ ブレーキ踏んで ついでにハンドブレーキも引きっぱなしだった!?
ってくらいの意味不明な進展具合。。ハッキリ言って面白くなかったです。

ただ、設定は面白かったと思います。
沙夜は 軍(かな?)に捕まっていて 研究対象としてある実験を受けることになった・・・
それは 村一つ分をまるっと舞台にした壮大なもの。

そこに住んでいる人も、親も友人もみんなエキストラ。
全く記憶を与えられて生活しても自分を保っていられるか

だから あの話の中に出てくる人は極端に少なく、学校に登校している生徒も
規模の割に少なかったのですね。
最初に感じた違和感は 作られた環境であることを示唆してたんですね。なるほど。
そこらは面白かったなと思います。

そして、クラスメートのはずなのに優花がどうも落ち付き過ぎてて、とても高校生には
見えないと思ったのも 実際、彼女が年齢いってるからってことだったようで これにも納得。

父親の設定であった唯芳も 半分古きものの血が入ってるハーフさんだったようで、
沙夜の血によって操られていたんですね。
なんか 父親にしては変な感じでしたもんね、こちらも。。

彼は実験の内容を知っていたようで、彼としては、初めて逢えた同類である沙夜を
騙してることは 心苦しかったようです。

最後の二人の場面は よかったと思いました。

そして文人さん。
ま、彼が黒幕らしいってのは プンプン香ってましたから 特に驚くこともなく・・・。
コーヒーギモーヴが怪しいってことも何度となくそれっぽい描写がありましたし、
沙夜が口にするものは 何かしら文人が作っていたようでしたし、
しつこく現れていた血入りの小瓶がたくさんぶら下がった部屋のところでは
声でわかりますし・・・。

彼は怪しいんだけど、いつ正体を現すのだろうってことだけが気になってました。
この程度の内容なら 2時間もあれば十分 描けたのではと思います。


最終話は さくさくと進んだので普通に見れましたが、他の回も、これくらいのテンポで
話を進めて欲しかったです。

この作品は構成が悪すぎたと思います。

っていうか 内容が大して無いのに11話までネタばれにならないままでずっと
引っ張らないといけなかったんでしょうかね??
それは無理があると思いますよ。

前半の面白くない学園生活とか、唐突な人間関係とか、沙夜の神社での御勤めとか
そんなのは1回見せたらわかることなのに ダラダラと何度もしつこく見せていたのは
完全な時間稼ぎだったのでしょうね。。

あの沙夜の変な歌もキャラが残念になる一方だったし、あのバカっぽさも沙夜の中にある
性格かもしれませんが、そんなのは要らなかったと思うのですわ。。

あのキャラの性格のお陰で私は 興味が萎えました

記憶操作により、憎しみとかの負の感情がフラットになった時、沙夜に現れる性格として
別人格を描くとしても もっと普通に優しい子であれば十分であったと。。

ま、少しくらいの天然があった方がかわいいですが ちょっとやりすぎでしたね。。

引き延ばしが必要なために無理に入れこんでいたとしか思えない場面の数々と
この主人公の残念さが この作品の評価を決めてしまったと私は思います。

私が思うに、1話~11話の内容なんて いくら長く引っ張ったとしても、6話もあれば
十分に伝えられたと思いますし、最終話のネタばらしなんて 中盤あたりで2話くらい使って
やってしまえば中だるみ無くいけたのではないでしょうかね。
却って中盤の怒涛の展開にビックリで 掴み十分になったかもしれません。。

それに、人物の立ち場や心情、沙夜の心理描写も もっと丁寧に入れることが出来たでしょうし
濃い内容になったと思うのですよ。

中盤でネタばらしをした後で、なぜ沙夜が実験される状況に至ったのかを2話くらいで振り返ったら
これで10話くらいまでいくでしょ。。

11話あたりは、文人の側からみた これまでの沙夜の実験経過を別視点として
見せたら面白いだろうし。。
最後の12話で TV放送から劇場版への足がかり&若干フライング気味に 少しだけ
先を見せちゃう・・・らいなことをして いきなりバサッとまとめちゃう。。

ってな感じのことをすると 劇場版みたいなって 盛り上がると思うのですけどね。。

とにかく、この作品は沙夜の心理描写が少ないから 共感しにくいし、
話が淡々と進んでるだけで 視聴者は傍観者のひとりとして作品を眺めてるだけに
なってしまってて 見ていても緊迫感もなく、面白さが感じられなかったと思うのです。。

毎回 学校に出かけるのに「お父様の歌」を歌って 学校でグダグダして 
帰ってきたら古きものが出てくるってことで お父様に刀貰って 
感情なく古きものを斬り倒す・・・  
の繰り返し。。

沙夜は偽りの記憶の中で生活をしているわけだから 彼女の心理を描くことができなかった
というのは分かりますが、それならば あとはテンポよく見せるしか手はないですよね。。

もしくは、彼女以外の視点を入れて これは 誰からみた状況なの??って 思わせるとかね。

たまに文人さんの語りが入ったりしてましたが あれだけでは不十分。。

 

奈々さんを起用してるとことか すごく商業的な大人の事情が見え隠れしてるのですが
なんか、その割に 全然活かしきれてないんですよね。。

ストーリー・キャラ原案のCLAMPさんは悪くなかったと思うのですよ。
私は原案の絵は 面白いと思いましたし。。

ただ その運用が・・・あまりにもお粗末だったのではと・・・。
沙夜も 眼がデカ過ぎとか 赤い目の時とのギャップがもうちょっと少なかったらなっと。。
12話は その点、黒眼と赤眼の時のギャップを感じませんでしたし、結構カッコ良かったので
私としてはイイ感じと思ったくらいです。

そりゃ、私は質感をしっかり感じる動きの方が好きではありますが。。


最後まで見終わってみると、話自体は悪く無かったと思うので やっぱり見せ方というか、構成だと思います。

それと不必要なグロ描写が多すぎたのも考えものでした。
あれほどしつこくグロい描写が必要だったのでしょうかね??

グロってのも 何度も入れこむと悪趣味としか思えません。
適度に隠し、時々見せるから効果があるのであって、延々とグロでは 
条例に引っ掛かっても仕方ないですわ。

身体が裂けるとか潰れるとかの全てを描写しなくても その後を匂わせる描写だけで
いいんじゃないでしょうか。。

スタッフは無修正のグロが描きたかったったんですね。
としか思えない仕上がりになってる気がします。。(^^;

これでは、優花さんは政治家にはなれませんわ。
東京都知事は絶対に無理でしょうwwww


もうちょっと作り方が違ったら、面白い作品になる可能性がたくさんあった作品なだけに
いろいろと残念だったと思います。


劇場版は逆に尺が短いので テンポよく濃縮されて面白かったりするんでしょうかwww

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