運命の果実を一緒に食べよう
おぅ!!!!!!!!
冠ちゃんが 運命の果実を一緒に食べた相手は 晶ちゃんでしたか!?
冠ちゃんにとっての運命の人は 晶ちゃん!!
何!? そういうことでいいの???
つまりは これは 冠ちゃんと晶ちゃんの愛の物語だったと!?
衝撃の結末だけど 私としては一番嬉しいかも~
少年少女輪になって~♪
どっかでOP入る演出来るかと思ったんですが そういう盛り上げ方はありませんでしたね。
ざっくりの感想としては ふ~~ん。。でしたwww
いやな 終わり方ではなかったので これはこれで上手くまとめたなっと。
でも ???は たくさん残りました。
結局 あの箱は何だったの??
冠ちゃんと晶ちゃんが 入ってたあの箱。。
時系列的には いつの出来事なの??
陽毬が高倉家に来る前だよね??
なんで 箱に入れられていたの?
あれは 親からの愛を受けられなかったってことを抽象的に表現してたの?
それとも自分で箱に入り込んだ、心を閉ざしたってこと?
子供ブロイラーとの違いは何??
そのあたりが よくわからなかったです。。
冠ちゃんと親との関係は何となくわかりましたけど、晶ちゃんと高倉夫妻との親子関係は
語られぬままでしたからね。。
陽毬の記憶や 冠ちゃんの記憶にはとてもいい両親って記憶が残ってるようでしたが
それならば なぜ、晶ちゃんが箱に入ってる??
高倉剣山は双子だったのかどうかも分からず終い。。
彼らが テロを起こそうと思った理由や そもそも南極調査隊との繋がりや
眞悧が実際にどのように組織を動かしていたのかとか・・・。
ちょっと気を衒った演出が目立ち過ぎて(それはそれで面白かったのですが)
肝心なストーリーの方が 意味不明なことが多く。。
投げっぱってヤツですか。。
結局 ピングドラムってのは それぞれ命をかけられるほどの愛のことなのかな?
誰かのために 自分が犠牲になったとしても構わないって思えるほどの愛。。
実りの果実ってのは それを形にしたもの??
「この世界は僕達に 実りの果実を 与えない」ってセリフが何度も出て来たから
それを分かち合うってことに意味があったのかな。。
実りの果実は もらうことばかりに気を取られていると見えないもの。
桃果のピングドラムは日記の形をしていたけれど、桃果の場合は とても親から
愛されていたから 他の人にもたくさんの愛を与えることが出来たってことなのかな?
彼女は 多蕗とゆりを「愛してる」って言葉で救っているし、テロを防ぐっていう
かなり大きな自己犠牲を伴う愛を実行してる。。
桃果が 晶ちゃんに「自分たちのピングドラムを見付けて 黒兎の計画を止めて」
って言っていたのは 自分たちにとって真に大切なものを見付けて
運命の乗り換えを起こして!ってことだったのでしょうが
確かに 彼らの力は 運命を乗り換えることができましたね。。
餓死しそうなほどの状況で 命綱ともいえる林檎を分かちあった冠ちゃん。
始まりは 冠ちゃん。
そして その林檎は 陽毬へと渡り、冠ちゃんに戻る。
陽毬の言葉が冠ちゃんを救ったってことで輪になったってことかな。。
プリンセス・オブ・クリスタルが最初に言った言葉
「ピングドラムを手に入れろ」
生存戦略ってのは 愛を分かち合う相手を見つけて お互いに愛し合えって
ことでもあったのかな??
ピングドラムは 分かち合う愛??命??
三人の輪の始まりは 冠ちゃんだけど、冠ちゃんは それ以前に 実の妹と弟も
自己犠牲によって救ってるよね。。
冠ちゃんは 実はたくさんの人を救っていたんですね。。
晶ちゃんも 運命の果実を陽毬と分かち合うことで 陽毬は救われ、晶ちゃんは
後一人、苹果も過去の呪縛から救ってますよね。。
陽毬は 冠ちゃんからもらったものを全部返すと言いました。
晶ちゃんを通してもらった林檎のことでもあるだろうし、クリスタルさまが
直接 冠ちゃんから抜き取った命のことでもあるんだろうね。。
あの命の補てんみたいな技で 陽毬は延命してたようだったし・・・。
でも もっと前に陽毬も 冠ちゃんを救っていた。。
そこには林檎は存在しなかったけど、傷ついた冠ちゃんの心に絆創膏を貼ってあげたことで
直接 お互いに 分かち合ったり 愛を分け合ってて輪になってたってことですよね。
苹果はずっと桃果になりたくて それは両親を救いたいってのと
自分を愛して欲しいって気持ちもあったんだろうな
それまでは運命の通りに生きる=日記に書いてある通りに生きるってことをしてたけど
晶ちゃんのことを好きになって、陽毬のことを好きになって
自分を投げ出しても 運命を変えたいって思ったわけですね。。
晶ちゃんは 苹果に「愛してる」って言葉を掛けていったから
苹果は この先、幸せを見付けられる子になれて
陽毬も 冠ちゃんに「愛してる」って言われてるし 晶ちゃんにも
運命の果実をわけてもらってるから 幸せになれる子なんだよね。。
「愛してる」って言われた子供は 幸せを見付けられるってのは
愛された記憶のある人は 愛することが出来るってことだよね。
分かち合ってもらえた記憶を持つ者は分かち合うことが出来る・・・とか。
それがこの作品のテーマなのかな。。そういうことを 描きたかったんだろうなと思いますね。
それに関してはとても面白い描き方をされたと思います!!
無条件に愛された記憶を持つ者は 無条件に他者を愛することができる
愛=自己犠牲 だとは思わないし、自己犠牲を伴わないモノは愛ではないとも思わない。
けれども 愛は 自己犠牲をも厭わないモノだと思います。
本来はそれは 生まれた後で親から最初にもらうもの。。
でも 親が愛を履き間違えていたら・・・
交換条件のように子供を愛したり、自分の所有物のように自己愛と混同する愛し方を
していたり、子供本来の姿をみていなかったりしたり・・・
「愛されている」と実感できていない子供はたくさん世界中にいるのでしょうが
たった一言「愛してる」と言われたことのある子供は 自分の中に芽生えた幸福感を
また 他者に回すことが出来る。。
それが 「輪る ピングドラム」 って ことだったのかなと。。
とはいえ、細かいところで 気になることは多々ですが。(^^;
そもそも運命の乗り換えなんて「あり」なのか??とかね。
もう一度 1話から見直すと もっといろんなことがわかりそうなんですが
なんせ 時間がないwww
そして、ただ見直しても矛盾点もたくさん 見付けてしまいそうでwww
これは やっぱり小説読まないと 作品全部を理解するのは難しそうですね。
監督のテーマと作品のテーマは別 みたいに言われてましたけど
監督のテーマは何だったのでしょう??
作中、官能的なポーズとか描写が多くて そういうのはとっても好きなのですが
今回、冠ちゃんの前で またもや陽毬が全裸ってのは どうかと思いましたわ。。
全裸は絵的には いろいろ表現できる幅も広がるのでしょうが
あんまり多いとね・・・くどいですwww
どうせなら 冠ちゃんを全裸にせよと。。
陽毬はもういいから・・・
と 私なんかは 思ってしまうわけですわ。ごめんチャイ。。
ということで ざっくりの感想でした。
あらすじにそっての しつこい感想はこちらです。
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