いや~~~この作品、何が気に入ってるかって、日本刀の扱いですよ!!
ガバッて足開いて 重心低くして腰を入れて刀を扱ってるって表現がすっごい好き!
前回の感想は こちら

翔太郎も源太郎ももちろんそうだし、高杉も土方もそう!
最初は 清蔵が 人を斬るシーンで ん、これはいいかも~~
その後、翔太郎に刀の握り方を教えるところとかも 人差し指と親指は余裕を持たせて握る・・・
とか こういう指先まで ちゃんと表現してくれると 読んでいて嬉しくなります♪
足開いて ずっぷりやる時に 太ももとか見えていたりしたら もうそれだけでクラクラ
あ、もちろん、イイ男限定ですけどv
イイ男の太もも限定です。大事なことなので2回書きました。
話としては 全然色気のある展開では無いのですが、むしろ殺伐とした斬り合いとか
コロシアイの話が主ですし。。
特に前半の 翔太郎と源太郎兄弟が 白心郷の瑠儀の指示で動いているあたりは。。
侍として生きたいと思ってはいるけれど、やってることは 士道というには程遠く・・・
みたいな感じですしね。
でも 徐々に兄弟二人が成長していく様は 読み応えあります。
そうそう、翔が惚れてる百舌姐さんは お色気担当ですね。
とてもいい女です。
普段から露出多めですが、かと言って それ以上は見せてはくれずwww
でも 超別嬪さんだし、ただならぬ妖艶な雰囲気に、高杉も土方も こいつは格別だって
思ったようで。。
とはいえ、翔と夫婦になる予定なのだと聞いて 手を出すことはなく。。
ま、百舌姐さん自身、滅茶苦茶強いですし、清蔵に
「コイツと寝て生き残った男はいない」って言わしめたくらいですからね~~
清蔵は寝てもちゃんと生き残っていたようですけどwww
とにかく強いわ、多才だわ、別嬪だわで なかなか こんないい女はいないと思われます。
男勝りの気の強さと度胸を持ってるけど、百連隊の長である翔を絶えず立てているし、
筋を通すことにかけては私情をはさまないし、カッコいい姐さんなのでありますv
土方も 本当は 百舌姐さんを抱きたいと思ったみたいなんですが それは無理だったんで
菊里さんを代わりに抱いたようにも。。
この作品中、やはり 前半の私のお気に入りは 清蔵→高杉→土方 と言った具合でしょうか。
翔太郎も男前に成長したし、もちろん強いし カッコいいのですが 私の場合、色気漂う男が
好きなので 翔太郎だと前半の時点ではちょっと生真面目過ぎるかなっと。
でも 旦那にするなら 絶対、彼ですけどねww
他の人達では あっちこっちの女に手を出しまくりそうで 落ち付いていられない。
とてもじゃないけど 精神的に安らげる日々など送れなさそうですからねwww
翔太郎たち、百連隊は会津藩預なので、攘夷派の高杉を神戸に討ちに行くことになるのですが
お互い、命がヤバいってときは 外国人を相手に 日本人同士で共闘するってとこ
よかったです。
敵同士という立場ではありますが 本質の点ではお互い一目おいてるというか
認め合ってるような 高杉と雪村兄弟。
お互いに命は助かるものの、高杉は肩に銃弾を浴びます。
が、立場の違いから やはり最後は 高杉と翔太郎は刀を交えないわけにはいかず・・・
負傷しているものの「臆病ものと言われることだけは我慢がならない」ってことで
高杉も望むところと 刀を取ります。。
とはいえ、翔太郎も手負いの高杉を 一方的に斬ることはせず、自分も同じ傷を
負ってから 勝負することに。。
この勝負は見ごたえがありました!
二人とも鬼気迫る表情ってだけでなく、動きも美しく、迫力のある戦いっぷりでした。
絵がすごくいいです!!
翔太郎が高杉の腹に傷を与えたことで 勝負は決まり、高杉は首を獲れと言いますが
翔太郎は
「あなたの体は斬れても 志までは斬れません」
って 自分の脇差を高杉の腹の上に残し去って行きます。
これって 高杉に切腹させたってことにしようとしたってことか(重傷でどうせ死ぬのだから)
それとも 高杉の刀が折れてしまったから 安全なところまで逃げるのに これで身を守って
下さいってことだったのか・・・。
高杉は 命拾いをした形になったようですが・・・。
いずれにせよ、かっこええ翔太郎です。。
一方、土方とは源太郎が関わる方が多くて いつの間にか源太郎は 土方を「がたやん」って
呼んでるんですよねww
仲好さんだわ。。
ところが、新撰組隊士となりたがっていた菊里の弟を隊に入れ 菊里から浪士の情報を
うまく引き出すための人質に使おうとした土方の目論みを源太郎が読み切れず
先走った行動をとってしまうんですよね。
源太郎は 菊里の弟はまったく使い物にならないから 死なせないためにと思って
やったことだったのですが 却って菊里の弟を死に追いやってしまうことに。。
そのことが発端となって 源太郎と土方は 人質となってる菊里の救出と天誅組を潰しに
二人だけで出かけることとなります。。
見事に二人だけでそれを成し遂げるのですが このときの土方はカッコよかったですね。
菊里の弟だけでなく、菊里まで死なせてしまっては 赤っ恥だってことで
散々斬りまった後だけど、自分を好きにしろって上半身脱いで交渉。。
まさか 本当に斬られるつもりかと思ったら、源太郎が機転を利かせて(?)人質救出。
示し合わせたわけではなかったのに なかなかの連携でしたwwww
そして、この後、池田屋事件やらで 新撰組は一気に京で名をあげていくこととなります。
しっかし、当たり前のこととはいえ、薄桜鬼のように 新撰組のメイン隊士がみな男前
ということはなく。。
土方以外は ま、そうでしょうね・・・ショボンヌ。。
っと言った具合ですwww
新撰組が壬生浪士組から格上げになり 京で活躍するところまで、ざっくりと進みましたが
主人公たちとの絡ませ方が 面白く とても上手く描かれている作品だと思います。
ということで 前半部の感想終わり。後半に続きます。