さて どうしたものでしょう。。
思っていたよりは ちゃんと終われたように感じたのですが、で、結局 どういう話だったのかと
言えば・・・。
王同士の小競り合い??
ヴァイスマンはみんなが幸せになれるようにって研究を進めてたようですけど、まぁなんとも
安易な。。
世界規模の王かと思えば まるでそんなことはなく。。日本の それも局地の王。。
赤と青の王のバトルも 最早何を目的で戦ってるのか??
もともとは十束を殺した犯人を捕まえるつもりだったけど、犯人が無色の王ってことになり、
王殺しをすれば負荷が掛かって赤の王の身が持たないから それを止めたい宗像。
個人的には周防を助けたいけど、青の王としてはダモクレスダウンを防がなくてはならない。
これって すごく辛い選択を迫られてて 見せ場だとは思うのですが、周防と宗像の背景が
見えないから感情移入が出来ずに あら・・・それは お気の毒に。。
で 終わってしまうんですよね。。
何を見せたいのかをもっと絞るべきでしたね。
キャラに欲張り過ぎ。。
人数は多くても構わないのですが、余分なキャラ設定を入れ過ぎで ストーリー進行に
まるで関係ないところで尺を取っててダレダレ・・・。
キャラが上辺だけで動いてて 薄っぺらいのがなんとも残念。。
メインとなるキャラを絞って 背景の掘り下げがあれば もっと魅力を感じることも出来た
でしょうにもったいない。。
あれも これもと盛り過ぎて結局 表現したいことが伝わらなかったのではと。。
「絆」っていわれてもなぁ・・・。
バトルとか、場面によってはすごく面白い動かし方をしてたり、表現もいいなと思うシーンも
多かったんですけどね。。
作画も悪くないし、キャストも豪華だし、音楽もいいのに・・・。
感じのストーリーが・・・。
八田と伏見のバトルも 周防ばかりに気を取られてる八田の関心を自分に向けたかった
伏見が 赤から青に乗り換えしつこく絡んでるってことだったようで。。
コーラ?を回し飲みするくらい仲がよかった二人なのに そこへ周防も加わったってことが
そもそも伏見は気に入らなかったんでしょうかねww
回想で細い鎌本が見れた事は収穫でしたがwww
八田より先にクラン入りしてたんですね。。
で 周防の元に集まった赤の人たちって何やってたんだろ??
ヴァイスマンのいう平和に近づいてた??
ただ ツルんでるだけだったように思うのだけど。。
周防は あんなにダモクレスの剣がボロボロになるほど王の力を何に使ってたのかな??
八田と伏見が鎌本に担がれていくところはは面白かったです。。
無色の王の目的は他王を倒し、自分だけが王として君臨することのようで。
が、赤と青の王を戦わせるために十束を殺したんでしょうが、それだと本来 シロが犯人で、
この二人が戦う理由にはならなかったと思うのですよね。。
二人を戦わせたいのなら、青のクランの主要メンバーの誰かに入り込んで 赤のクランの
誰かを殺せばよかったのに。。
その方が直接的だし、あのアホっぽい無色の王が考えつきそうなことなのに。。
なんで わざわざ無色の王って名乗ってたのかな?
ただややこしくしただけでは??
もうちょっと納得のいくようにストーリが練ってあるとよいのですが・・・。
ちょっと整合性のないところが多いような。。
クロが菊理ごと無色の王を斬るってことから 無色の王はシロの身体の中に。
これがシロの考えた策だったんですね。
自分は不死だから シロの身体ごと赤の王に討たせるってことね。
たくさんの自我を取り込み過ぎて 自我が崩壊し始めてる無色の王。
まだ一言さんが亡くなってから大して経ってないだろうに。。
情けなさ過ぎるよ。。
王の力って どういう人に宿るんだろ??何を基準に選ばれるの??
石板はバカなの??
回収され戻ってきた伏見に、淡島は宗像の器のデカさを凄く持ち上げてますが、結局
宗像と周防は何かしらの過去を持っていることは明かされず、淡島と草薙の関係も
詳しくはわからず。。
そのあたりのことが もっと描かれてると人間関係も面白味が出たでしょうし、それぞれの
台詞にも もっと意味が出て来たのかもしれないのですけどね。
赤と青の王のバトル中に 突然現れたシロ。
しかも多重人格のように怪しい言動をしてるのに 周防は全てを一瞬で理解したようで。
とにかく シロの顔をしてる者だったら何でもよかったのか、即、攻撃。
その頃、クロは菊理を抱いてテクテク歩いてたんですね。
以前、あの特殊能力でシロを抱いて ぴしゅ~~~ん ぴしゅ~~んって飛んでたのに。。
ご苦労さまでした。
菊理の意識が戻ったのなら歩かせればいいのに。
彼女、そんなに疲れてないと思うんだけど・・・。
犯人を殺し、周防は満足なんだろうけど、ダモクレスの剣が落下し始めて。。
「貧乏くじを引かせてしまってすまない」と自分を殺すよう示唆。
ここは いや~~~~ん ってなるとこだと思うのに。。割と冷静な私。
最後、足元に血がビチューンって落ちる描写はよかったと思いますが、もうちょっと
この二人のシーンにはアングルに工夫があったらなっと。。
壮絶って感じがあまりしなくて 宗像さん、淡々と・・・お仕事をなさいました。。
せっかく二人の距離が近づいていたので ラストは周防の微笑んだ顔がよかったなぁと。
なんか 後悔してるみたいでしたよね。。
「お前に斬られるなら本望だ・・・」くらいの顔が欲しかったかな。。
アンナによって 周防の死を知る赤の人たち。
宗像は青の人たちの元へ。。
シロは行方不明になったようですが、続編があるなら生きているに違いない。
周防の力が消失したことで 赤の人たちの能力も消えていったようですね。
っと こんな感じだったわけですが、思ってたよりはまとまっていたかなっとひと安心ww
EDも最終回仕様で さすがangeraさんですねv
続編があるってことですが、初めから決まってたことなんでしょうかね?
だから あんなにのんびり進行だったのかな~~
それにしても 話が進まな過ぎるのはちょっといただけませんね。。
肝心なストーリーがさっぱりなのに キャラだけがごちゃごちゃ動いてるのはどうかと。
「初めにキャラ設定ありき」が過ぎると入り込み辛いです。。
場面の見せ方とか見所も多々あったので、続編では ぜひお話でも魅せて欲しいと思います。
スタッフ、キャストのみなさま お疲れさまでした♪