相変わらず 薙刀も熱いですね!
これまでの感想はこちら。
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真春なしでも勝てるように 強くならなくちゃいけないと練習メニューを考える えり。
自分の弱い部位に防具を付けず、体捌きでちゃんと防御できるようにしようと 荒技の
練習メニューをいれてきます。。
この練習によって部員たちの意識は変わりますが、教頭先生に見つかり、危険だからと
叱られ、武道場の使用を禁じられてしまいます。。
折角これから~って時なんだけどね。。
ま、でも 確かに高校の部活動としてはやり過ぎですよね(^^;
怪我してしまったら 元も子もない。。
真春は自分がみんなをインターハイに連れていかなくてはと思っているのに、その自分が
新人戦で負けたことで このままではいけないと焦りを感じます。。
もっともっと強くならなくては、みんなの期待にこたえられないと。
でも 部員は誰も真春に連れて行ってもらおうなんて思ってなくて。。
真春にそう思わせているのは自分たちが不甲斐ないからだって、これまた 部員たちは
自分たちこそ強くならなくてはと頑張るんだけど そう簡単にはいかなくて。。
気持ちだけは 熱くなってるんだけどね。。
そこへ 教頭先生から薙刀専門の監督がつかなくては 武道場の使用は許可できないと。
そこで 顧問の小林先生は 慶寿に依頼をするのですが、慶寿は寺の仕事があるから
学生の相手なんかしていられないと即断。
が、イイ考えがあると ある人物を送りこんできます。
それは小林先生の合コンの席にいた女子力ビンビンの福留やす子。。
小林先生の前では ぶりぶりの女子で、部員の前ではおっかないおばはん。。
なんじゃこの男にモテることが全てみたいなおバカっぽい奴は~~って思うわけですが、
あの慶寿が送り込んできたわけだから、それなりの実力のある人物なのでしょう。。
実は 福留やす子は女子の薙刀で 日本一を狙えるポジションにいるようなのですが、
薙刀をやってるお陰で男に振られたものだから もう薙刀の競技になんて戻らない!!
って 連盟から逃げ回っているようなのです。
そこで 薙刀と縁を切りたい福留に 慶寿は 二ツ坂高校をインターハイに連れていくことが
できたら 連盟に話をつけてやると取引を持ちかけたようで。。
福留は 学生相手に「まるでヤル気はない」というものの、部員たちの実力を見極めると
このままではインターハイ出場は絶対無理だから、行きたければ自分の言う通りにしろと
かなり強行メニューを与えます。
真春と将子だけは 足さばきの練習ってことで ピンポン玉を敷き詰めた中での練習を、
他のメンバーには クロールのみの泳法で水泳をさせます。
どうやら、水泳をさせられているメンバーは体力を付けるための練習ってよりも、呼吸を
身につける練習のようですね。。
多分だけど。。
口にテープを張られ、口を動かせる範囲を狭めた状態で息継ぎが出来るようになったら
合格ってことではないでしょうか。。
言われた距離を泳ぐことができたのに、あさひだけは不合格だったのは 口のテープが
外れていたからでは。
呼吸が乱れずに泳げるようになるまでは ダメってことなんでしょうね。。
才能がないとかボロクソに言われながらも やめるわけにはいかないと頑張り続けるあさひ。
根性だけは凄い!!!
「私の心の中は野望でいっぱいなんだ!」と福留に宣言。
なんとか喰らい付いて欲しいですよね。
この才能がまるでないんだけど、人並み以上の根性だけで なんとか形にもっていくって
あさひの頑張りは評価したいですよ!
そんな あさひと福留のやり取りを 物陰で聞いてしまう夏之。。
あさひを見ていると胸が苦しくなるようで。。
彼女が持っているものを自分はまるで持っていないから。。
姉との実力差を思い知らされて 薙刀から逃げるように辞めてしまった夏之。。
それに対し、あさひは ガンガンと向かっていってて。。
自分に足りないところを見せつけられているようで 夏之にはつらいんでしょうね。。
とはいえ、あさひを意識してしまうのは・・・
「これも 恋なのだろうか」と思う夏之でしたv
あさひの方から恋を意識するんじゃなくて、夏之から意識するって話の展開がいいですね。
ってことで 次巻を楽しみにしたいと思います。
あさひの頑張りはのろいけど、絶対に実力は身に付いていると思います!!