薔薇色のつぶやき  別館

アニメとコミックの「大好きなキャラへの歪んだ愛」を大暴走させながら綴っています。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。    腐率かなり高めv 「薔薇色のつぶやき」2ndブログです~

「重版出来!」3巻感想です

今回も地味に面白いです!!

やはりむさくるしい男ばかり&小熊ちゃんの奮闘なのですが、リアルな漫画業界が
見えて楽しいです。
今回は小熊ちゃんが漫画家の卵と出逢い、デビューを目指すお話。

重版出来!(3)

重版出来!(3)
著者:松田奈緒子
価格:596円(税込、送料込)
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世界を切り拓くんだ、ペンと努力と才能で。

日本経済新聞の「仕事マンガ」 第1位
「このマンガがすごい! 2014オトコ編」 第4位
「このマンガを読め!2014」 第2位
「マンガ大賞2014」ノミネート ...等々、
皆様から熱い支持をいただいている本作!!

第3巻のテーマは「新人作家をどう売り出すか?」です。
「たった一人で自分の世界を切り拓いていくんだ。
ペンと努力と才能でーー」
新人作家たちを支える編集部、先輩作家、デザイナー、
書店員...
第3巻も仕事人たちの名セリフが満載です!!

ってことで漫画家視点だと「BAUMAN。」とかありますし、編集者側の視点では
某ホモ率過多の私の大好きな書店のお話がありますが、この作品はどちらの
視点もあり、かつとってもリアル感満載なので説得力がありますわ。
持ち込みについて、編集長が語る言葉に納得でしたわ。

キレイに絵を描ける新人作家は山ほどいる。
デビューして10年は才能だけで食っていける。
それから先は人間力だよ、どれだけ成長できるか。
新しい絵は古くなる。
必要なのは「物語」を作る力、想像力。
「物語」を作れる新人は貴重だよ。

確かにそうだと思いますわ。
昔の作品でも、ストーリーに魅力のあるものは例え絵が古くても未だに惹きこまれ
ますもんね。
何年経とうと色褪せない作品ってことですよね。
読者側としてもそういう作品を読んで感動したいと思いますし、編集側もそういう
作品を作れる人を発掘し、育て、世に出したいと思うのでしょうね。
でも、作家さんを育てるのって大変(><)

今回はいろんな新人さんが持ち込みをしてくるのですが、その中で編集さんが目を
つけるのは作品の出来もそうだけど、作家さんの態度で、この先伸びる可能性
ある人かどうか、ヤル気はどうかなどのようですね。

そりゃどこの業界でもそうだわ。。
特にマンガとか出版業界では才能とかセンスがモノを言うし、それがなければ話に
ならないんだろうけど、そこそこの力を持ってる人はかなりの数いて、その中で
がんばり続けられるかどうかとか、人として一緒に仕事をしたいと思えるかどうか
ってのは大事なことなのでしょうね。
一生懸命自分の作品に向き合う姿勢があるかってのも大切なようです。

でも、それだけではなくて、運ってのもあるようです。
どの出版社のどんな編集さんに当たるかによってもその後が変わってしまうようで・・・

心のような熱血系のヤル気に満ち溢れた担当にあたれば、目先の成功は望めない
かもだけど、必ず芽がでそう・・・
逆に良い条件を出してきても結果、作家さんを使い捨てにするような担当さんや
出版社も無きにしもあらずでしょうから、要注意ですよね。
その点、自分はどうなりたいのか作家さん自身がしっかりと持ってる必要がありそう
です。

目先の成功をおさめ、一時的に売れたらよいのか?
すぐには結果が出なくてもじっくり育ててもらって息の長い作品を作りたいのか?
ま、難しいところではあると思いますが。。

漫画家ってのは先の見えない職種ですしね。
決して安定もしてないし・・・
目指したから、才能があるからといって必ずしも成功するとも限らず。。
目指さなければ成功もないのですが、その選択は本人の熱意でしかなく。

それから今回は同人作家さんのことにも触れてましたね。
漫画が好きで漫画を描いてる人は多くいてもプロを目指す人は一握り。
なるほど。。

私なんて読むの専門ですから、素晴らしい作品に出会うと生み出してくれた
作者さんに感謝感謝ですし、才能の宝庫のような日本に生まれて良かった・・・
って日々思っているわけですよ。
アニメみても漫画を読んでも感謝ww

今回は心が担当することになった二人の新人さんが対照的で考えさせられました。
マンガの知識は少なく絵はド下手なのに天性で漫画の見せ方を知っている個性的な
中田くん。
絵が上手で大学の部でも評価されていて(BL系)そこそこ面白い作品が描けるけど
ストーリーの流れやキャラ作りが苦手な東江さん。

中田くんは自分は上手な絵が描きたいのではなく、面白いマンガが描きたいのだ
高い目標を持ってますが、他の人の作品と一緒に雑誌掲載されて初めて自分の
絵が非常に下手クソであったことに気付きショックを受けます(^^;
自分では個性的なんだと思っていたんでw

で、彼は本気でマンガを勉強するために仕事を辞めプロの漫画家さんのアシスタント
に入るんですよね。
沢山いるアシスタントさんたちは、知り合いがデビューし順調に進んでいるのを知ると
みんな焦ったりするものなのですが、彼は「次は俺の番」だと思って・・・
やっぱ、こういう風に自分の将来を本気で信じることのできる人は夢を叶える力が
強い人なのでしょうかね~

そして、東江さんの方は・・・
心から何度もネーム直しを出されるものの頑張るのですが、そこへ甘い誘惑が。
同じバイブス編集部の“ツブシの安井”から原作付きの作品でデビューしないかと。
バイブスの中では安井が業界でどう呼ばれているかなんて知らなかった心でしたが
他社の編集者から彼の仕事ぶりの悪評を聞かされて・・・

新人を好きなように使い、手柄は自分持ちで使い捨てていく。
会社に不利益はださないものの、作家さんからは嫌われているようで。。

結局、早くプロになりたい東江さんは安井の条件を飲んでしまいます。
潰されるが目に見えていて辛い(><)
早速、めちゃくちゃな要求をされてましたしね。。
心がどこかで助け舟を出せるのか、そのまま潰れてしまうのか・・・
次巻が気になります。

今回はコミックスを出すにあたって新人さんの最初の単行本の原価計算とかイラスト
デザインとかの話があって面白かったです。
中でも、表紙デザインでどのイラストがいいか意見が分かれるのですが、売るのなら
って現場からの視点で本屋の店員さんに意見を聞くところが興味深かったです。
実際に売り場に並べたとき目立つかどうかとか、新人作家の作品ならキャラの顔が
良く見えるカバーがいいとか非常に説得力ありましたよね。

何より凄いと思ったのは、発売日から同時期に書店で並ぶ他作品のカバーデザイナー
の好みを考慮して目立つベースの色を割り出す
ところですねww
みんなで一冊の本を売ろうとするところが今回もくて感動。
ぜひ、重版がかかりますように。

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ジャンル : アニメ・コミック
テーマ : 漫画の感想

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