前巻では上杉謙信の忍であるおゆきのお話でしたが、今度はその
上杉相手に信長軍が兵を出すお話。
これまでの感想はこちら。
![]() 信長協奏曲(12) |
羽柴兄弟、反逆!?
ついに越後の龍、動く。
上杉謙信自らが率いる軍勢と対峙する織田軍。
だが、サブローのいない陣中で
不穏な動きを見せる羽柴秀吉・秀長兄弟。
さらには松永久秀までもが...!?
戦国乱世が風雲急を告げる12巻!
今回は手取川の戦いってことですが、私この戦 知りませんでしたwwww
っていうか、これまでもどこかで読んだことがあったかもですが記憶になく。
しかも秀吉が柴田勝家と意見が対立して出兵の途中、離隊したなんてことが
あったという話も聞いたような気がしないでもないんですが定かでなくww
今回の戦も、この作品中では秀吉は元間者というのが上手いこと活かされて
ますね。
腹黒さとか反旗を翻そうと常々考えているとか。
そして、秀長がかなり優れた忍であることがわかりました。
上杉の忍であるとき丸が気配を感じることもできなかったどころか、格が
違い過ぎると手も出せない程とは・・・
相当のの実力者ってことのようで。
どこで何をしてた人なんでしょうね。
秀吉はこの秀長の情報から七尾城が既に敵方に堕ちていることを知るの
ですが、その情報は勝家には伝えず。
ほぉ~~
あくまで織田家のことを考えるのではなく、自分の出世を優先するってこと
のようです。
柴田勝家らがいなくなれば願ったりってことで。
が、結局、織田側は大敗するも勝家ら武将クラスは無事。
秀吉には処罰があるかと思えば、サブローは織田家も内輪もめをしてる
場合ではないと処罰をせず。
丁度その頃、松永がいつまでもサブローの下にいるのが嫌で謀反を起こした
ものだからサブローとしてはみんな仲良く、揉めないで~~って感じで。
これには秀吉はラッキーでしたね。
サブローはなんとか松永を説得したいみたいですが、松永にはその気はなく。
勝機が無くなったとみて、自ら果てる道を選ぼうとしますが、森長可が松永に
興味を持ち、仲立ちの使者を買ってでます。
松永も森長可のことを覚えていて、招き入れるようですが・・・
さて、松永はどう動く?