2017年05月25日 (木) | 編集 |
前の巻は特に感想を書くことがなかったのでパスしてしまいました。
今回は少し話が進んだかな。
まさか、竹中半兵衛が秀長の手にというか、自害という終わり方をする
とは思いませんでしたわ。
なんで表紙がこんな幸薄そうな感じなんだろうと思いましたが納得。
13巻の感想はこちら。
主君のため…竹中半兵衛決死行!
荒木村重謀反!!
反織田勢の機運が高まる中国方面の戦況を裏で操るは、将軍・足利義昭。
そんな義昭と秀吉を結ぶ意外なきっかけは…!?
片や、秀吉に疑いの目を向ける竹中半兵衛の元にとある情報が転がり
込み…!
戦国に、思惑錯綜する第15巻!!
いや~~なるほどと、こんな風に持って行くなんて予想してなかったので
すごく新鮮で面白いと思いました。
おゆきちゃんがどこまでもサブローに恋してるのもなかなか可愛らしい
です。
本物の信長相手に「一家臣ごときが~」みたいなこと言っちゃって。
ちょっと光秀(信長)が気の毒にも(^^;
それにしても今回はかなりダーティなお話でしたね。
これまで秀長がなんで秀吉を怒らせるようなことをしてみたり、そうかと
言えばデレデレに慕ってたりで関係性がよくわからなかったんですが、
兄の絶対的な闇に心底魅入られてしまってるんですね。
光を映さない瞳を畏れ美しいとまで感じてるとは。
で、そこに堕ちてしまった者はもう抜け出せないってもんですよね。
そういう気持ちはわからんでもない。
ただ私は好みではないけど。
今回は自分の行動によって最も慕っていた半兵衛を死に追いやってしまう
佐吉(後の光成)が哀れでした。
私としては佐吉の正直さに好感を持ったんですが、美しい者の側に仕えたい
という抗えない本能w
わかるよ、わかる!!
が、それが逆に利用されてしまったというか、秀長の謀に巻き込まれて
しまって・・・
結果、半兵衛は死ぬことに。
ショックだよね(><)
でも、半兵衛としてはたまたまとき丸と出会ったことで自分を囮に使い
命を絶つことで秀長の目をそらし、主に危険を伝える手段を守れたわけ
だから本望でしょうが。
とき丸も笑っちゃうくらいナイスなタイミングでしたよね。
しかも文の届け先がおゆきってことで、意外なところで繋がりましたし。
まさかここでとき丸が絡んでくるとは思ってもみませんでした。
このままサブローに会って織田の忍びになっちゃったりして。
それにしてももう少し半兵衛がビジュアル的に綺麗だったらいいのにと
思ってみたり。
眉がちょっと太すぎるのよ・・・
佐吉は目をキラキラ
させてますが、う~~~~ん
私としてはちょっとなぁ・・・ですわ。
以前の絵柄の方が全体的にも綺麗だったような?
このところ、キャラの目元がみんな記号的に感じるんですけど。
それはそれでシンプルな線で表情を表してるってことで画力が上がってる
のかもですが。
青年誌っぽくなってるといえば、そんな感じですし。
少年誌じゃなくて青年誌の雰囲気。
秀吉や秀長は凄く迫力ありましたけど。
特に秀吉は記号的に描かれてないので表情が豊か。
胡散臭い方向にとても良かったです。
これまで秀長は秀吉の役に立とうとしてるのか、邪魔してるのかどっちやねん
って感じでしたが、それは秀吉の目指しているところがわかってなかったから
だったようです。
秀吉が何を欲しているものは秀長が思ってるような大名レベルじゃありません
でした。
秀吉が欲しいのは天下。
一番近いのが織田ってことで、これからは一気に織田が統べるだろう天下を
頂きに動くようです。
史実では秀吉の良き部下であった半兵衛が秀吉を警戒し、また後の光成で
ある佐吉も本当に仕えたいのは秀吉ではないとするところが面白いですわ。
へぇ~~~そう持って行くのか!と久しぶりに感動。
見事な帳尻合わせというか、構成が痛快v
半兵衛の死も秀吉に反旗を翻しながらも結果的には秀吉の側でってことに
なってますもんね。
これなら半兵衛がどう考えていたとしても史実と上手いこと整合性を保て
ます。
最近はなんか流れてるだけのような感じでしたが、今回は面白かった。
さてこの後、とき丸がどう活躍してくれるんでしょうね。
おゆきとの再会を楽しみにしたいと思います。
今回は少し話が進んだかな。
まさか、竹中半兵衛が秀長の手にというか、自害という終わり方をする
とは思いませんでしたわ。
なんで表紙がこんな幸薄そうな感じなんだろうと思いましたが納得。
13巻の感想はこちら。
主君のため…竹中半兵衛決死行!
荒木村重謀反!!
反織田勢の機運が高まる中国方面の戦況を裏で操るは、将軍・足利義昭。
そんな義昭と秀吉を結ぶ意外なきっかけは…!?
片や、秀吉に疑いの目を向ける竹中半兵衛の元にとある情報が転がり
込み…!
戦国に、思惑錯綜する第15巻!!
いや~~なるほどと、こんな風に持って行くなんて予想してなかったので
すごく新鮮で面白いと思いました。
おゆきちゃんがどこまでもサブローに恋してるのもなかなか可愛らしい
です。
本物の信長相手に「一家臣ごときが~」みたいなこと言っちゃって。
ちょっと光秀(信長)が気の毒にも(^^;
それにしても今回はかなりダーティなお話でしたね。
これまで秀長がなんで秀吉を怒らせるようなことをしてみたり、そうかと
言えばデレデレに慕ってたりで関係性がよくわからなかったんですが、
兄の絶対的な闇に心底魅入られてしまってるんですね。
光を映さない瞳を畏れ美しいとまで感じてるとは。
で、そこに堕ちてしまった者はもう抜け出せないってもんですよね。
そういう気持ちはわからんでもない。
ただ私は好みではないけど。
今回は自分の行動によって最も慕っていた半兵衛を死に追いやってしまう
佐吉(後の光成)が哀れでした。
私としては佐吉の正直さに好感を持ったんですが、美しい者の側に仕えたい
という抗えない本能w
わかるよ、わかる!!
が、それが逆に利用されてしまったというか、秀長の謀に巻き込まれて
しまって・・・
結果、半兵衛は死ぬことに。
ショックだよね(><)
でも、半兵衛としてはたまたまとき丸と出会ったことで自分を囮に使い
命を絶つことで秀長の目をそらし、主に危険を伝える手段を守れたわけ
だから本望でしょうが。
とき丸も笑っちゃうくらいナイスなタイミングでしたよね。
しかも文の届け先がおゆきってことで、意外なところで繋がりましたし。
まさかここでとき丸が絡んでくるとは思ってもみませんでした。
このままサブローに会って織田の忍びになっちゃったりして。
それにしてももう少し半兵衛がビジュアル的に綺麗だったらいいのにと
思ってみたり。
眉がちょっと太すぎるのよ・・・
佐吉は目をキラキラ


私としてはちょっとなぁ・・・ですわ。
以前の絵柄の方が全体的にも綺麗だったような?
このところ、キャラの目元がみんな記号的に感じるんですけど。
それはそれでシンプルな線で表情を表してるってことで画力が上がってる
のかもですが。
青年誌っぽくなってるといえば、そんな感じですし。
少年誌じゃなくて青年誌の雰囲気。
秀吉や秀長は凄く迫力ありましたけど。
特に秀吉は記号的に描かれてないので表情が豊か。
胡散臭い方向にとても良かったです。
これまで秀長は秀吉の役に立とうとしてるのか、邪魔してるのかどっちやねん
って感じでしたが、それは秀吉の目指しているところがわかってなかったから
だったようです。
秀吉が何を欲しているものは秀長が思ってるような大名レベルじゃありません
でした。
秀吉が欲しいのは天下。
一番近いのが織田ってことで、これからは一気に織田が統べるだろう天下を
頂きに動くようです。
史実では秀吉の良き部下であった半兵衛が秀吉を警戒し、また後の光成で
ある佐吉も本当に仕えたいのは秀吉ではないとするところが面白いですわ。
へぇ~~~そう持って行くのか!と久しぶりに感動。
見事な帳尻合わせというか、構成が痛快v
半兵衛の死も秀吉に反旗を翻しながらも結果的には秀吉の側でってことに
なってますもんね。
これなら半兵衛がどう考えていたとしても史実と上手いこと整合性を保て
ます。
最近はなんか流れてるだけのような感じでしたが、今回は面白かった。
さてこの後、とき丸がどう活躍してくれるんでしょうね。
おゆきとの再会を楽しみにしたいと思います。
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