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アニメやコミックの感想を「大好きなキャラへの歪んだ愛」を織り交ぜながら綴ってます。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。 腐率高めだけど最近は大人しめ 「薔薇色のつぶやき」2ndブログです~
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2021年05月09日 (日) | 編集 |
ついにBEASTARS完結ですよ!!
良い終わりでしたね!!
素晴らしい。
前巻の感想はこちら​。




【内容情報】(出版社より)
動物版青春ヒューマンドラマ、完結。
ルイの必死の訴えを見て、裏市に草食獣たちが殺到した。
肉草入り乱れた暴動になりかけるも、“ビースター”ヤフヤの身を挺した行動で落ち
着きを取り戻した群衆。
しかし、その群衆に紛れていたある特徴的な角を持つガゼルに目が留まり…?

大人達ができなかったことをレゴシとルイの2人がやりました。
裏市の解体。
これからは肉食獣と草食獣がお互い本音で付き合っていく世界に。

一気に変わるわけではないけど、徐々に壁が壊されていくのでしょう。

メロンの父親は・・・メロンに会おうとはせず、ただ自分には覚悟がなかったと。
それも反省してるでもなく、メロンの母から逃げたのは当然だと主張。

彼の行動によって1人の女性が狂い、1人の子供が犯罪者となった。
自分の行いの結果を考える想像力もなく、悪意もない無自覚の​“悪”​

メロンの母は食殺していないのに食殺したと思い込んでしまったのか、そう思うことで
己の自我を守り捨てられたという事実を直視しないように望んだのか・・・

メロンは母の言葉をその通りに信じ込んで生きてきてしまったんですね。
ヤフヤも敢えてメロンに父の生存を伝えようとはしませんでしたね。

真実を知ったとしたらメロンはどうなるのか?
母に対する思いに変化は?父への思いは?

子供は残酷な授かりものだと言ってのけたメロン父に鱗が波立つゴーシャ。
彼女の妻トキがゴーシャに注ぐ愛情は深かったけれど、自ら幸せな時間にピリオドを
打つ行為は残された者にとってどれほど残酷か。

ゴーシャのコンプレックスを取り除きたかったという理由では到底納得でき兼ねます。
生きて愛し続けることをすべきじゃなかったんでしょうかね。
愛の深さを示す先に死があるなんて・・・辛いとしか(><)

レゴシの祖母も母も自死ですよね。
ゴーシャは愛されていたことを十分に受け取ったと思いますが、それでも掛け替えの
ない愛する者を2人も失って耐えがたい苦しみを味わったと思うのですよ・・・

メロンは自殺を試みましたが死ななかったようで。
“本物”の悪のポジションに収まろうとしてます。
もし、あの親父が面会に来てその存在を知ることとなったら・・・
母や父に対する思いに変化がみられるのか?

メロン自身の有り様に影響があるのかどうか気になるところですが、あの父親だとより
一層メロンを迷走させるだけかもですね。

ヤフヤは引退してもなお、住民のために働いているようです。
ザグワンさんは海に帰る予定でしたが、レゴシとの別れが哀しくなりすぎて断念w
いいわぁ、ほんと自由人ですw

ジュノもルイに可愛い呪いをかけてしっかり爪痕を残したようです。
なかなかやりますw

政略結婚で幸せになれるか気になってたルイもアズキとの仲がまんざらでもない感じで
よかったです。
最初は愛のない結婚でもお互いを知り深く愛せるようになることもあるでしょうから。
ルイは会社の経営者としても社会に影響を与える立場としてもこれからもっと成長して
いかなくてはいけないので支えてくれるパートナーがいると安心です。

レゴシとハルちゃんも無事、結婚という名の異種族交流を続ける覚悟をしたようです。
ハルちゃんはか弱く守ってもらうだけのウサギでは無く、オオカミと対等なウサギで
あろうとしてます。
この全力でウサギをする姿にレゴシは惚れたんですよね。

この先も問題は山積でしょうが、どうかこの2人が末永く幸せでありますように。

オスとメス、肉食と草食、陸上生物と海洋生物、有毒等など、様々な対立関係があり
ましたが、お互いが歩み寄れる提示がなされ未来に希望が持てる終わりでした。

色々考えさせられることが多く非常に読み応えがありました。
​超オススメ​の作品です!!
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